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真っ暗ではないけど夜といっていい時間の散歩。

西の方は少し赤みを帯びているけれど、東を向くと遠くに夜景が見える。私が歩いているのは田舎道で電灯がなく、真っ暗と言わないまでも、通り過ぎる人の顔はわからない。
私にはそのくらいの明るさが心地良いが、山から吹き下ろす風が冷たいのが私を家に向かわせる。
今日も1日終わったと安心しているのか、明日が来るのが心配なのか。ほんとは何も考えず、黙々と歩き、あの山の向こうまで行ってみたい。

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