オーストラリアの歯医者ってこんな感じ!🇦🇺【日本との違い】
最近、過去に一緒に働いていた衛生士さんや先輩ドクターから連絡をもらったので、今日はオーストラリアの歯医者がどんな感じか書いてみようと思う。
そういえば、じーまんも前にオーストラリアの病院事情気になるって言ってたね!
いくら病気にならない人でも、海外で歯が痛くなったら流石に歯医者だけは行かないといけないと思うので、そんな人にも参考になったらいいな😄
今日はちょっと専門用語が多くなると思う。
歯科関係者以外もわかるように、頑張ってみる。
日本とオーストラリアの歯科の1番の違いはやはり治療費だ。
なので今回はこれにフォーカスしよう。
歯科治療費は、都心部に行くか郊外に行くか、そしてどのクリニックに行くかで、当然異なる。
私はシドニーのど真ん中に位置するクリニックで働いているが、そこでの体感としては、日本の20倍位の感覚だ(日本で3割負担で支払うとして)。
歯列矯正は逆に日本より若干安いらしい。
むしろ日本が世界一高いそうだ。知らなかった。
オーストラリアは日本みたいに国民皆保険制度がないので、みんな個人で医療保険に入っている。
その保険により限度額等異なるらしく、当然それを超えないような治療を患者さんは希望されるので、ドクターサイドは大変そうだ。
日本ではほとんどのクリニックで保険診療を行う。
保険制度は2年に1度診療報酬等の改定が行われるので、ドクターはそれをいちいち確認しないといけない。
面倒だなぁと思っていたけれど、もしかするとこっちの方が楽かもしれない。
日本の保険制度では1つの診療行為ごとに、1つの診療コードが割り当てられているのだが、オーストラリアでもそれがある。
先生はそれを覚えるのが大変だと言っていた。
(日本では覚える必要がないが、多分こちらでは保険請求をするのに頻繁に必要なのだろう。)
さらに、それだけ高額な医療費を保険請求するのだから、それなりにしっかりとした証拠が必要だ。
治療前の同意書はもちろんのこと、治療前、中、後、ことあるごとに写真やレントゲン写真を細かく撮る。
歯科治療費については、ざっとこんな感じかな!
参考になったら幸いです😄
みんなもしシドニーに来ることがあれば、私の働いているクリニックに遊びに来てね!
🌟日本の歯科関係者向けの追記
・CTやパノラマは通常3から4年に1度しか算定できない。
・インレーセット後も確認のデンタル撮影。
・立位での診療が割と多い。
・ドクターと衛生士の中間みたいな役職がある。
・歯科助手でもサティフィケートが求められる場合もある。
・バイトウィングよく撮る。(スウェーデンでもそうだった)
・頬粘膜圧排のラバーダムみたいなやつと頬粘膜の防湿パッドよく使ってる(スウェーデンでもそうだった)
関口さん、うじー、じーまん、どうでしょう!!
そして今日も1日お疲れ様、おやすみまた明日🫶