追記:ベーシックインカム信者は無能です、と信者自ら証明してくれた
前回のこの記事にコメントがついた。
本文はこれだ
主語くらいまともに読んでくれ
ネオリベは、と明記されている。確かにこの単体の記事中では発案者がネオリベの経済学者でありBIを支持するコミュニティとは別だとは書いていないが、そんなのまともな政治学や社会学に関する文庫本を数冊読んでおけば知っていて当然のことだ。記事中において「ベーシックインカムは左翼に期待されているアイデアでありながら、実際は彼らが敵視するネオリベの発案であり、左翼の利害に反するアイデアだと思しい」と述べたまでだ。仮に読んでいる時点で知らなかったとしても、そんなんネオリベとググったら新自由主義のWikipediaの解説ページがヒットするはずだ。
ネオリベにも貧困の支持者がいるという指摘は字義から解釈すれば事実ではあろうが、そんな人極めて稀なクソオタクかとんだマヌケだろう。
ネオリベというのは規制緩和で利益を得る資本家のために提唱されたイデオロギーであり、通常は労働者を苦境に晒すため労働組合に目の敵にされている。40年近く生きておきながらこの知識を知らないとなると、ロクに組合活動や社会活動に参加してこなかったとしか考えられない。
実際私も、発達障害を持ちながら国際競争力のある企業を育成するために規制緩和とネオリベを支持する知り合いがいるが、明確に露悪的なツイートも繰り返していて本気かどうかはわからない。このような、「日本が国際競争力のある企業を育てるためには、格差拡大や救貧に取りこぼしが出ても仕方がない」というイデオロギーを頑なに信じていて、そのためには自分がある程度痛手を負うのも仕方がないという労働者は確かにネオリベを支持するかもしれないが、そんな人間はベーシックインカムなど絶対に支持しないだろう。
憶測だが、彼は彼はネオリベラリズムも知らないくらいなので恐らくミルトン=フリードマンもあの記事で初めて知ったと思われるし、多分ケインズも知らないだろう。こんなリテラシーでどうやって卒論を書いて大学を出たのだろうか。
事前の主語すら読み落とすのに、どうやって論理的な会話を交わすのだろうか。彼には「事前の主語くらい読んでおいてくれ」が非論理的な攻撃に見えるようだ。
これが、ベーシックインカム支持者の知性の限界である。
社会的な知見も、政治的な常識も、思考力も何も備えていない。
そして自分の理想を実現するために街頭に出ることもしないのだ。
本を読まないと、Noteすら読めない体になってしまう。
こんな向学心も何もないおぢにはなりたくないものだ