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子ども達の背景

今日は児童入所施設から通っている男の子のお話し。

その子は今小学生なのですが、親元から離れて児童入所施設で生活しています。

そこから放課後等デイサービスに通っているのですが、特に最初はとても攻撃的ですぐに手が出てしまい大変でした。

今もそういう所はあるのですが、しているのを職員に見られたら怒られるということをわかっており、あえて見えない場所や、口がきけない小さい子どもを狙ってすることが、増えました。

怒ることの弊害が出た感じです。

そこで、まずは自分の中にあるイライラを他の子ども達に向けない為、
「イライラする時は先生に言ってね。」
とまずは彼の気持ちを汲み取って、他児に向かせないようにすることから始めました。

そして、それでも手が出てしまう時は、その都度職員が介入してどうして手が出たのかを聞くようにしました。

そうすることで手を出すことは減っていきました。

まだイライラする気持ちを言葉にして伝えるのは難しいですが、それでも職員に伝えようとしているのは分かりました。

その子も色いろな事情があり親元を離れて暮らしているので、甘える人がいなかったりして気持ちが不安定になることも多いのだと思います。

そういった、子どもの背景も意識しつつ、子どもと関わっていく必要があります。

バックボーンは一人一人違うので、そこを把握せずしてその子に合った療育はできません。

そこをきっちりと把握した上でその子にピッタリの療育を提供していくのです✨

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