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2025年 今年はこんな年に

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2022年から抱えていたミュージシャンのオーラル・ヒストリー、正月休み明けに念校をお戻しして、2月に刊行を予定しています。3月にはとある女性作家のSF短編集が刊行されます。うち2篇を訳しました。翻訳協力を除けば初のSFです。
そして昨日の投稿で匂わせましたとおり、2025年中、東京創元社からミステリの訳書が1冊刊行されます。ただいま推敲中です。
英語で書かれた韓国時代小説でして、2023年エドガー賞YA部門受賞作でもあります。18歳の医女ヒョン、同じく18歳のエリート従事官(韓国・捕盗庁の捜査官にあたる役職)オジンが繰り広げる恋と冒険の物語。
時代小説、しかも舞台はアジアなので、カタカナ外来語は一切使えません。これが結構大変です。類書がないとはこういうことでした。李氏朝鮮時代の習俗や固有名詞については韓日翻訳家の方に見てもらうことになっていますし、緻密で知られる東京創元社の校閲の皆さんとタッグを組み、よいものを作るよう頑張っています。

たぶん秋ごろの刊行でしょう。お楽しみに!

東京創元社新年ラインナップのページより

毎年年末恒例、合唱団の定期公演、今年はグノー『聖チェチーリアのための荘厳ミサ曲』を歌います。今年はワークショップにも参加したいですね。

#note書き初め

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