秋元康は乃木坂46のプロデューサーである。つまり、秋元康のアイデアや制作によって乃木坂は作られており、ここまで強固な人気を作り上げたのも秋元康の功績である…… という訳では無い。 秋元康は、乃木坂46にとって「外部」の人間なのである。 え?作詞は秋元康でしょ? そうだ。だが、基本的にその作詞しか乃木坂への介入はしていない。 企画の考案、各SGの選抜メンバーの決定、メンバーの外仕事、衣装制作、MV制作、乃木坂というグループのブランディング…。これら全てを秋元康が携わっていな
乃木坂46の33枚目シングル、センターは5期生の井上和。曲名は「おひとりさま天国」。今回はこの曲を現在の乃木坂46の状況と紐づけて考察する。 ※現在の乃木坂46の状況というのは極めて個人的な偏った見方によるものです。 ※考察という名のほぼこじつけです。 まず、歌詞について はっきり言って中身は全くない。全くないといったら言い過ぎかもしれないが、おひとりさま最高!という意味以上のものはない。歌詞にほぼ意味は無く、メロディのキャッチーさと力強さ、その場のノリと勢いで乗り切る