愛する人の死とどう向き合うか?
アマゾンプライム・ビデオで『ザ・ビートルズ〜EIGHT DAYS A WEEK』を見ました。
ビートルズの1961年から1969年最後のライブまでのドキュメンタリー映画です。
イギリスのリバプールから世界にその名を知られるようになった「THE BEATLES」
この映画には、ポール・マッカートニー、リンゴ・スターへの最新インタビューもあり、当時のメンバー4人の強いつながりや心理状態を知ることができます。
そして、50年以上経っても、エネルギーがあふれ、世界中の若者を熱狂させたビートルズの楽曲がとても魅力的です。
さらに映画の中で、ポール・マッカートニーがとても印象的な、こんなことを話しています。
ポールもジョンも10代で母親を亡くしています。
ポールの母親はがん、ジョンの方は交通事故。
ポールはその悲しみから逃れるためため、作曲をしたそうです。
その当時、ポールはだれかと出会い、趣味は何かと尋ねられると、作曲だと答えていたそうです。
だけど、作曲にはだれも興味を持ちません。
そんな中、ジョンだけは僕も作曲をしていると答え、その後二人は一緒にバンド活動をするようになります。
愛する母を亡くすという共通点、そして、その悲しみから逃れようと作曲をしていたこと。
これらの共通点が、ジョンとポールを強く結びつけ、その後のビートルズの音楽へと繋がっていきます。
ボクが学んでいる交流分析では、悲しみを自然な感情ととらえ、湧き上がってくる悲しみは抑えずに体験することで消化されると考えます。
無理に抑えようとすると、怒りやイライラなど、にせものの感情となり、ずっと不快なままで問題解決的にならないのです。
ジョンとポールは悲しみを感じ、作曲を通じてそれを消化する日々を送っていたのかもしれないなあと、心理カウンセラーっぽく、映画を見終わったあとに感じました。
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