感情労働をしている鬼殺隊員はだれ?
10月には劇場版が公開される大人気アニメ「鬼滅の刃」。
鬼と戦う鬼殺隊員たちが「呼吸」を使った技を繰り出すということに興味を覚え、コミックを借りて読んでみました。
というのも、ボクは呼吸法を伝える「日本マイブレス協会」認定のブレスプレゼンター(講師)。
といっても、鬼殺隊員が繰り出す炎の呼吸や水の呼吸を伝えることはできません。
それでも、集中力を高める「数える呼吸」や緊張を少なくする「ゆるめる呼吸」などを伝えています。
そして、読み進んでいくにつれ、つい心理学の視点から見ている自分に気づきます。
例えば、柱合会議後に、負傷した主人公の竈門炭治郎や善逸、伊之助を自分の屋敷に連れ帰った「胡蝶しのぶ」。
炭治郎がこんな言葉を投げかけます。
「笑顔だけど、いつも怒っていないか」
その後、胡蝶しのぶは「疲れた」と言います。
感情労働をしていて、自分の感情をそのまま表に出せない
胡蝶しのぶの本音が見えたような気がしました。
感情労働をしている人は、肉体労働や頭脳労働に比べ、仕事のストレスが回復しにくいと言われています。
表層演技、深層演技と呼ばれる応対術を使う感情労働は、過剰になるとバーンアウト(燃え尽き)になったり、場合によってはうつ病になることもあります。
それは、感情労働は、自分自身の感情はコントロールしつつ、相手(顧客や患者)にポジティブな働きかけを求めらるからです。
つい、自分の感情は脇に置いて、疲れているのに元気よく、ニコニコと好印象を与えることを常に意識しなければなりません。
そのため、ストレスを溜めているのに自分では気づかないとなりがちです。
ときには、ストレスチェックをすることも必要です。
厚生労働省の「こころの耳」では、疲労蓄積度セルフチェックや職場のストレスチェック、セルフケアの情報が載っています。
気になる方は、のぞいてみてください。
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