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Everything is alright
このところ運がないなと感じる。
今日も無事生きているのだからそれだけでラッキーなはずなのに、私は何を望んでいるのだろう。「きっとうまくいく」と信じれば幸運が幸運を引き寄せるのではないかと思うが、なかなかそんな心境にならない。それにきっとこれまで幸運が続きすぎていたので、今は次の幸運に向けて修行する期間なのだと、じっと堪える日々である。そういえば、中島みゆきの歌に”幸せの在庫は決まっていて誰かが笑えば誰かが悲しむ”みたいな歌詞があったっけ。
こういうときに人に励まされたくはない。その人は良かれと思って言ってくれてるのはわかるが、実情も知らないくせに軽く「良いことあるよ」などと言ってくれるなと思う。優しそうに見えて相手の気持ちなどは何も考えてないんだろうな…と拗ねてみたくなる。
しかし不思議なもので、歌だとか映像だとかで「大丈夫、きっとうまくいく」などと聞くと、ぐっと響くことはないにしても酷く傷つくことはない。お互いに直接知らないが故に相手に優しさを期待しないせいか、「そうね、ふーん」と聞き流せる。
アメリカ映画やドラマに
Everything is alright.
というセリフがよく出てくる。
死にかけている人に「大丈夫だ、キミは助かる!」と励ますシーンもあれば、軽い気持ちで「ま、大丈夫っしょ!」程度もあり、なかなか利用範囲の広いフレーズだなと思う。
「すべてうまくいく」。
なんだか能天気で良い。これだけ無責任に言われると、これ以上の努力や我慢を要求されていないように思えるし、世の中こんなもんだよねと力が抜けるような気がする。
Everything is alright.
そっか、まぁそんなもんだよね。
ほら、なんだかうまくいきそうなきがする。
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