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ジャガイモ七変化

カバー写真は、とあるレストランで先日食べたランチである。
その日はステーキと決めており、事前にリサーチして、ほぼこのメニューにしようとしていた。そして実際にレストランで改めてメニューを見直しても、やはりこれがベストだと思い注文をした。


ステーキのほうはまぁまぁ期待通り、予想を裏切ることはなかった。それよりもステーキの下に添えられたジャガイモが予想以上に美味しかった。
私はジャガイモやサツマイモがあまり得意な方ではない。味は好きだが、モソモソとして喉に詰まる感じが苦手だ。だから、こういった添え物のジャガイモは申し訳なく思いながらも残すことが多い。
しかしひと口食べてみてとても驚いた。外側はポテトフライのようにカリカリと、中はお芋らしいホクホクとした感触が残っており、手が止まらなくなった。通常は芋類特有の「ホクホク」が、私には「モソモソ」と感じられ、そこが苦手な部分があるが、カリカリとホクホクの絶妙なバランスに悶絶、あっという間に食べてしまった。
こんなにおいしい調理法は初めてだ。


ポテトは様々に変化する。
ポテトチップ、ポテトフライはサクサクカリカリと、茹でればふっくらホクホク、焼けば香ばしく、それぞれの調理法によって、味や食感がまるで違う。同じポテトチップでも薄焼きと堅い焼きでは全然違うし、厚みや断面によっても食感が変わる。ポテトフライ風のスナック菓子、例えばジャガビーとじゃがりこでもまた全然違う。添え物にもなるし、メインの料理にもなる。
ジャガイモが若干苦手なため、いちど豚汁のジャガイモ抜きをしてみたが、何かが足りなかった。ジャガイモから出るとろみやコクのようなものが、カサ増し以上に必要だったのだ。


こんな万能食材が他にあるだろうか。私が好きな万能食材、カニカマ以上に万能だ。
苦手と言わず、もう少し愛でてあげよう。

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