「人生とは国民的祝典のようなもの」と語ったピタゴラス
昨日から「フェルマーの最終定理」 (サイモン・シン著)を読んでいます。
本書のところどころに数式が出てきますが、中学2年から数学が苦手になった私でも興味深く読めてます。
今回は、フェルマー、アンドリュー・ワイルズではなく、ピタゴラスが残した言葉で印象的なものがあったのでご紹介します。
人生とは国民的祝典のようなものかもしれません。
ある者は賞金を目当てに、またある者は名声と栄誉を得ようとしてここに集まってきます。しかし、ここで起こることすべてを観察し、理解しよ うとして来る者は多くありません。
同じことが人生についても言えましょう。ある者は富への愛によって動かされ、ある者は権力と支配を欲する情熱に盲目的に引きずられています。
しかしもっとも優れた人間は、人生の意味と目的とを見出すことに専心するのです。自然の神秘のヴェールを剝ごうと努力するのです。これこそ 私が、知恵を愛する人と呼ぶ人間です。
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