見出し画像

こどものきもちと生まれてきた目的

突然ですが、
お子さんの「学校に行きたくない」という氣持ちを認めるのって簡単ですか?

たまに、「今日は行きたくない」っていうのならわかるけれど
「そもそも学校辞めたい、いきたくない」みたいなレベルになってくると
いかない日が長期にわたるということなので
すんなり「イエス」と言える親御さんは少ないのではないかと思います。

我が家の長女ちゃんは、小学1年生の時から学校に行きたくない子で
泣いている我が子を無理やりスクールバスに乗せる…ということも
結構ありました😅

ご近所さんとか、誰にでも
「こんにちは」
って、元氣に挨拶ができる、大人から見たら「いいこ」に見えるのですが

学校というシステムや先生という存在がどうしても合わないみたいで
(先生の個々人の個性というより「先生という存在」そのものが苦手なようです)

最終的に学校に行けなくなり
「自分でもどうしてそうなのかわからない」
と言って泣き出してしまう、
本人自身がプレッシャーで追い詰められるような、
切羽詰まった状態になりました。



普通、セラピーをすると
「学校に行けるようなってよかったです!」
みたいな流れになると思うのですが

我が子はそうではなくて、

セラピーによって本来の自分らしさが出るほど
「行きたくない」も強まるみたいな(笑)


これはブループリントに関係していて

その子のブループリントに
「学校生活をいろいろ体験する」
ということが組み込まれていたら、学校に行く(行ける)のですが

そうではない場合、
(学校制度に対して従わないとか、現状を変えるようなものを持ってきている子の場合)

エネルギーを整えていくと、

「学校に行かない」という魂の望みが優先されて

周りが
「この子は学校に行かないことを選んだ子なのだ」
と、納得する流れになったりします(笑)


親御さんや親御さん以上の世代は、
「学校に行くことが正義」だと思っているかたが多いので

ビジネス的には
「(セラピーを受けて)学校に行けるようになりました」
という感想が好まれると思います。


しかし、

「その子本来の生き方を尊重しよう」

ということが優先される場合

必ずしも学校に行くことがその子にとってベストではないことがあるので、

そのあたりに親御さんの抵抗が出てくると思います。


なのでその場合は、
親御さんの固定観念を外していくことが大切になると思います。



そういう子どもたちって、ある意味先駆者で、

多くは男性的な社会システムを変えようとして生まれてきているので、

社会的には「不適合者」かもしれないのですが

魂レベルでは「正解」(自分の道を進んでいる)なのです。


そういうふうに、対局的に見てあげられるなら

お子さんも

「学校に行かなければならない」

「親の期待に応えなければならない」

といったプレッシャーや、

「みんなと同じこと」ができない自分に罪悪感を持つ
などということから解放されます。

個人的には、そちらのほうがwn-winではないかと思います。


これもわたしが最初からそういうありかただったわけではなくて、
長女ちゃんが体を張って「教え」てくれたようなところがあり、
何年もかけて変わっていきました。

わたしの子ども時代(昭和)は、
「学校に行かない」という選択肢はなかったので
「我慢してでも行かなければならない」と、実際最後まで通って、
とても苦しかった学生時代でした。

その体験が今の仕事や子育てへの考え方にもつながっているので、
わたしのブループリント的にはそういう体験が必要だったのだと思います。


「通えた」けれども
一方で自己否定の塊になり、
今の自分になるまで時間がかかりましたが、
自分を癒す過程で
心のことやスピリチュアルに携わることが自分の生まれてきた目的だった
とわかったので、
やはりわたしの場合は「この道」だったのだと思います。


長女ちゃんの話に戻りますが、

彼女が学校に行きたがらなくなることがどんどん増えて

この子にとって何がベストなのか?

ということを考えなくてはならなくなった時期がありました。


最初は
「自分は学校に通えた」
というところだけをとりあげて、
(我慢したとしても「通えた」という事実が、自分にはあったから)

「この子も我慢したら行けるはずなのに、我慢が足りないんじゃない?」

ぐらいに思って、

いくのに慣れたら大丈夫になるかもしれない、と
頑張って通わせようとしました。
(いま思うと恐ろしいけれども…。こういう仕事をまだしていなかったし、「良妻賢母にならなければ」と元旦那さんの顔色をうかがっていたし、スピリチュアルへの理解も今ほどではなかったので、そう思えたのだと思います。)


でも、一筋縄では行かない子だったので 断固拒絶され(笑)
わたしも、心のことやスピリチュアルへの理解を深めていっていたので
「わたしの頃とは時代が違う」
「この子がわたしと同じ道を通る必要はない」
「っていうかそもそも『同じ道を通る』って感じじゃない(笑)」
「それぞれの人生がある、生き方が違う、生まれてきた目的が違う」
ということに心を開き始めました。

そんな過程があって 今があります。。



今は長女ちゃんは通信制の学校に在籍しているので、
一応「学生」はやっています。

大人からは「考え方が大人だね」みたいなことを言ってもらうことが多く、
可愛がってもらえます。

本人も同い年の子とはあまり話が合わないみたいです。
(でも歳が離れた人たちばかりではなく、氣軽に話ができるリアル友だちが欲しいと思っているようです)



もうずっと前から、不登校の子どもがどんどん増えていると聞きます。

大人(世間、社会)も、
「そういうありかた」もある
ということが認められてきて、通信制の学校も増えています。

そういう子たちが、
自分たちにとって、または次世代にとって
「生きやすい」しくみや社会システムといったものを
意識的にしろ、無意識的にしろ、創っていくのだと思います。


昭和の時代の教育方法も、躾も、基本的な価値観も、
もう今の時代、今の子どもたちにマッチしていないので

いつまでも大人が「教えよう」としないで

子どもたちに「教えてもらおう」とするほうが、

やさしい社会、平和な社会になるのではないかと思います。



大人ができることって

大人自身が自分らしく生きることに専念して、
毎日を楽しく生きて、

「大人になるのも楽しいよ」

と、その「ありかた」で示していってあげることだと思っていて

だからこそ、大人を癒していく、大人が自分らしく生きていく、
自分を一致させていく、

「全人」(まったき人)
として、人間として完成(成熟)されていく、

そういう人たちを増やしていきたくて、この仕事をしているのだな〜と
感じています。



将来的には、
みんなが宇宙存在と普通にお話ししたり、友だちになったりしながら
地球を再生していくのだと感じます。

地球のシステムをもっと本来の自然な人間に沿った、無理のないカタチに整えていったり、壊れていった自然や生態系を元に戻していったり、環境に負荷のない技術を教えてもらったり、、、というふうに、宇宙存在と協力しながら、新しい地球人として、彼らと対等な関係を築いていくのです。


でもそれには、個人個人のありかたを整えていかなければなりません。
(そうでないと対等な関係が築けないので)


そういう意味で、彼らは、
これまでたくさんのメッセージを届けてくれているし、
働きかけてくれているし、
待ってくれているのです。

さらには、
数百年先になるかと思いますが、
地球人たちがそのように、
他の星の人たちへ協力していくことになっていくと思います。


アセンションしたら終わり、
自分だけ良ければいい、
自分だけ統合したらそれでいい、
とか、そういうことではなくて


もっと全体としてとらえたときに、

統合・変容っていうのは

「やっとそのスタート地点に立てるところに来た」

という段階なのですね。


でもそれをこの肉体をもって「生きる」ということ、

リレーのように「つないでいく」ということが

広大な宇宙から見たらちっぽけに思えたとしても、

とてもとても大切で

尊いことなのだと感じます。


魂は、そういうところまでみていて、

魂をマクロとするならば

ミクロを担当する肉体意識(自我)は

毎日の暮らし、
一瞬一瞬の感情のきらめき、感じていること、
肉体を通してできるいろいろ、感じるいろいろを楽しむこと
そういったところをしっかり味わって、自分を慈しみながら(尊重しながら)
楽しんで生きることが とっても大切なのです。

だから魂から見たら上も下もなく
誰が優れているとか劣っているとか、そんなことなく
どれも尊いのです。


わたしはすぐ、こういうふうに話のスケールが大きくなってしまうのですが(笑)
常に、ミクロとマクロを意識していて、
自分という意識は、常にそれらを行き来している感じなのです。


子育てに悩む親御さんも、
こどもは宇宙からの預かりもので、その子(魂)にとっての目的があるし、
それにぴったりな人として、
「あなた」を選んできたのだということを
忘れないで欲しいな😊
(だからといって子どものほうが「上」ということもありません、みんな対等です)


魂レベルではみんなつながっていて、
それぞれが協力しあって、共同創造しているので

「自分はダメなんじゃないか」とか、

「親としてこうあるべきではないだろうか」とか、

思わなくってよくて、

ただただありのままの自分として生きるということを意識することで
子どもにとって大事なことを伝えられていると思いますよ😊




いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集