【読書日記】「ノートを書くだけで脳がみるみる蘇る」/長谷川嘉哉
認知症専門医、長谷川嘉哉さんの著書です。
読んだきっかけ
きっかけは「己書」(おのれしょ)
己書とは、読んで字のごとく「自分だけの書」という意味。ルールに囚われず、自分の世界観を表現する新感覚の書。
私は己書を習い始めてから4年の歳月を経て、2022.4月から日本己書道場の道場師範として活動を始めました。
著者の長谷川嘉哉さんご自身も、己書を体験されて、その魅力にハマったお一人です!
己書について書かれているページがあるということで、「よし!読むか!」と読み始めたわけです。
人はコンプレックスが無くなると明るくなる
著者の長谷川嘉哉さんは、字にコンプレックスがあったそうです。
己書と出逢い、初日の体験でそれなりの字が書けたことで己書にハマったそうです。
字にコンプレックスを感じていた嘉哉さんは、サインを頼まれると億劫だったそうです。
今では己書のおかげで喜んでサインをさせていただくようになったとのことです。
喜んでくださる方々の笑顔を見ていると、嬉しくなり、字の練習をもっとするように・・・。
まさに心地良さのスパイラル!
以下本より抜粋です。
心地良さって、大切なんですね!
感情を司る部分が、記憶に関して・認知症予防に関して重要なのだということに驚きました。
私自身も、絵を描くのは大好きでしたが字はあまり得意ではありませんでした。そんな中己書と出逢い、嘉哉さんのようにハマっていったことを思い出しました。
こんな人にこの本をおすすめしたい!
忘れっぽく、日常に困難を感じている人
記憶力をつけたい人
アウトプット力をつけたい人
自分から話すのが苦手な人
きっかけが己書だったので、己書のことばかり書いてしまいましたが 実は己書に関することは4ページほど記載があるだけです。
ただ、私自身短期記憶がとても弱いので、この本を通じて記憶力を鍛えるヒントをいただけてとても有難かったです。
私は人と話してても記憶が弱くてすぐ忘れてしまいますし、顔と名前も本当に一致しません!!(ごめんなさい)
ましてや話された内容を整理して考えて、会話で返すなんて至難の業です‥。だから今まで話すことから逃げていました。でも向き合いたいなあって思っていた最中だったので、苦手さを埋めるヒントになるのではと思いました。
本は読みやすく、生活に取り入れやすい具体例が書かれています。
この本は、タイトルのとおり「書く」ことを薦めています。読んだ本の感想だったり、日記だったり、思い出せなかったノートだったり、自分史だったり、未来日記だったり・・・とにかく手を使って紙に書くことです!
今はスマホやパソコンがあり、手で何かを書く機会は減っていると思います。
手で書くのは時間がかかりますが、覚えること・脳を鍛えることにはとても有効な手段です。
まとめ
是非みなさんも読んだ後には、「読書日記」を手で書いてみたくださいね♪