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〜heldioガイド〜【R】レギュラー放送プラスα(helwaへの誘い)

heldioとは?
・慶應義塾大学文学部の堀田隆一先生が「英語史をお茶の間に」をモットーにVoicyで毎朝6時に配信されているラジオ

・このガイドは、heldioを楽しむための道案内となることを願い、お茶の間の住人が作成しているものです。
・アルファベットのAから順にheldioにまつわるキーパーソンやキーワードを紹介します。
\今日からあなたもheldioリスナーに/


プレミアム限定放送もやってます

heldioガイドはアルファベット順に記事を作成している都合上、ずっと言いたくてたまらなかったもののここまで引っ張り、話に出すのを避けてきたものが1つある。本日解禁され、晴れて堂々と言及できるようになるのは…helwa(英語史の輪)である。
この記事群で宣伝しているheldioは音声プラットフォームVoicy上で配信されているラジオであるが、Voicyの放送にはいくつかの種別が存在する。heldioは「レギュラー放送」に該当し、誰でも無料で聴くことができるものだ。一方、今回ご紹介するhelwaは「プレミアム限定放送」という区分であり、月額料金を支払いプレミアムリスナーになったリスナーのみが視聴できる。
heldioが2周年を迎えた2023年6月2日に新たに誕生したhelwaは、現在のところ月額800円火木土(原則)の週3回配信となっている。お得なことに登録月内無料の設定となっているので、お試しとして気軽に1か月加入してみることを強くおすすめする。
helwaの設立趣旨等については以下のhellog記事をご覧いただきたいが、すごく簡単にまとめると、英語史や言語の話題にもっと触れたい方パーソナリティ・リスナー同士で濃密なコミュニケーションを楽しみたい方hel活を応援したい方、ぜひ集いましょう!ということである。そして、helwa内部ではメンバーのことをヘルメイトと呼ぶことが定着している。
重要なのは堀田先生ご自身がhellogで明記されているとおり、放送内容がheldioと比べてプレミアムであるわけではないということだ。なぜなら日々のheldio配信を全力でお届けしているため、コンテンツの質が最良であるのはどちらも同じなのである。hel活を潤滑に回すためのクラウドファンディングと捉えていただいて結構ですとも先生はおっしゃっているが、筆者はファンクラブであると思っている。
helwa勧誘にあたっての最大の難点は、heldioが月〜日の週7回配信と既に十二分の満足感を与えてくれることだ。
「え〜だって毎日放送しているんだから、heldioで充分でしょ?!」という声が聞こえてきそうだ。
う、手強い…
で、でも人生には欲張ったっていいこともあるのだよ!絶対に損はしないから!
残念ながら、リアルな人間関係でもhelwaへの誘いに成功したことはまだないのだが、これからも良いものは良いと言い続けるつもりである。

helwa設立にあたって
hellog#5145. 6月2日(金),Voicy プレミアムリスナー限定配信の新チャンネル「英語史の輪」を開始します

helwaの特長

プレミアムリスナーになるかどうか検討中という方のためにhelwaやヘルメイトの魅力を挙げたいのだが、悩ましいことにきりがない。それでも絞るとすると、以下の2点が最大の特長と言えるだろう。
ノリが良く、温かい
コメント欄は真面目な長い議論とそれに対する返答から、ダジャレの披露ボケ&ツッコミまでいつも全力で盛り上がっている。本題にも遊びにも集中するバランス感がたまらないのだが、このようにコメントが一方通行となるのでなく、「やり取り」が成立するからこそ、得るものが多い。現在のところ割りとメンバーが固定しており、初期の頃からの常連さんが多いため実現している環境とも考えられるが、もちろん新規参入者も大歓迎である。何事も少しずつ築き上げて行くものなのだから。

勉強熱心さ
放送回で気になる点があるとすぐに関連した内容を調べたり、また常日頃から幅広く読書や情報収集に努められているリスナーが多い。こうした蓄積に基づきコメントをされているため、読んでいて大変勉強になる。何より自分ももっと学びたい!という気持ちにさせてくれ、モチベーションアップにつながる。切磋琢磨という言葉がまさにふさわしい。

ヘルメイト同士でどの程度交流を図るかは、もちろん各リスナーの意思に任されている。放送を聴くのみということでも全く問題なく、コメント投稿や仲間作りはオプションだ。だが言語に少しでも関心がある人にとって、helwaは意欲ある同志と出会う場として最適であることを強調したい。

helwaに入るとできること

コメント欄での交流は楽しいものであるが、helwaは「一歩その先」を叶えてくれる。ズバリ、ヘルメイト限定のオフ会が開催されています!
helwa開設から間もない2023年7月に第1回が開かれて以来不定期に続いてきたオフ会は、2024年4月からは原則として月1回の定期開催となっている。
ヘルメイトのおひとりであるLilimiさんはこれまで数々のオフ会に出席されており、その様子をご自身のnote「Lilimiのオト」で公開されているので、言語好きが集まるとどんなおしゃべりに花を咲かせるのか、ぜひご覧いただきたい。
記事からわかるように、最近ではheldioにご出演経験のある=リスナーがよく知っている憧れの研究者がオフ会に参加されている。画面の向う側にいらっしゃるのでなく、会いに行ける研究者!なのである。さらに東京を離れ、長崎でも数日にわたるオフ会(helwa合宿)が開催されたことも特筆に値する。
helwaはどんどん新しい企画を実施し、可能性を無限に拡げていると言えるが、研究者と大学外の一般人がこれほどつながっているコミュニティはなかなか珍しいのではないか。いろいろな属性の方がいらっしゃると面白いこと間違いなしなので、この夏あなたもヘルメイトの一員になろう!

ちなみにオフ会が月1回というのは、堀田先生が朝日カルチャーセンター新宿教室(朝カル)にて開講されている「語源辞典でたどる英語史」という講座の実施日に合わせて開催しているからだ。先生一推しの『英語語源辞典』を用いての講座概要や、語源辞典そのものについては以下のhellog記事を参照されたい。
なお、helwaやオフ会と朝カルの講座は独立しているので、いずれかでも全てでも、ご興味のあるものにご参加ください!

#5528. 朝カル講座の新シリーズ「語源辞典でたどる英語史」の春期3回が終了しました
#5522. 私の『英語語源辞典』推し活履歴 --- 2024年6月9日版
#5553. 寺澤芳雄(編集主幹)『英語語源辞典』(研究社,1997年)の新装版 --- 「いのほた言語学チャンネル」でも紹介しました


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