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スイちゃんの菜遊記 第14話 雑草も肥やし

 今年(2024年)5月に、じつは新たに畑をお借りすることになり、とうとう合計で1反(1000㎡)になってしまいました。
 15年前に40㎡から初めて増えたり減ったりしましたが、家庭菜園としては、とうとう一つの大台に達した感があります。
 と言っても、実際には400㎡から急に600㎡増えたので、夏場に雑草がスゴイことになり、耕すどころか草刈りに追われることになる始末。
 特に新しい畑は、土壌が肥えているようで雑草の勢いけた違い!
 5月当初に植えた作物も雑草に覆われてあえなく断念し、サツマイモ以外は、刈払機で雑草とともに刈り倒さざるを得ない状況に陥ってしまいました。 

雑草が繁茂している状態

 何度か草刈りを実施し、秋にはようやく落ち着き、刈り倒した雑草が枯れて地表を覆うようにはなりましたが、なかなか耕作畝が少ししか作れていない状況です。

雑草を刈り倒して枯れた状態

 地主さんからも、「刈った雑草どうするの?」と聞かれて、「一応、土に漉き込もうかと」と言ったら、地主さんが「雑草も肥やしになるからなぁ~」とおっしゃって確かに、畜ふんやバークだけが堆肥ではなく、こういった植物の残渣も堆肥になるわけで、炭素分をいっぱい含んでいるので、土壌の微生物やミミズのえさになり、生物相が豊かになることでしょう。
 あと、よくよく考えたら、無理に土に漉き込んでも分解した際に酸素消費して貧酸素になると根が障害を受ける可能性もあるため、表面においておくか、漉き込んでも5~10cm程度にとどめて空気・酸素の届く範囲にしておくことが重要かと思っています。

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