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andymoriで元気モリモリ

おはようございます
カロリーメイトはチョコレート味一択です
マックでシャカチキ頼む時はレッドペッパ一択です
スマブラDXのキャラ選択はマルス一択です
巨乳グラドルは篠崎愛一択です
タバコ吸う時に使うのはBicライター一択です
さぁ、みんなの一択はなに?
あ、わかるわー 丸亀製麺なら明太釜玉一択だよな
ほらほら もっと一択のヤツ聞かせろや
え?一択ハラスメントやめてくださいだって?
チッ 生意気だな 生いってんじゃないよ
そんなこんなで時間だ では、また会おう バーイ
…………………………
って、おい!これで終わるわけないだろ
まだ始まってもいねえよ てか、引き止めろよ
俺の音楽ブログ読みたくないのかよ
まあ…そりゃあ、読みたくないよな
でも、付き合って と言うことで社畜のGPPです
えーとですね いきなりですが…
皆さんはandymoriと言うバンドをご存知ですか?
おっと…さすがにギャルは知らないか…
じゃあ、そのギャルに向けてandymoriって言うカッコいいバンドを紹介するブログを書くことにします
まあ音楽好きからすれば必須科目的な位置のバンドなので既に存じてる記述ばかりになると思います
なんで今回このテーマにしたのかは自分でもよく分かってません と言うかそんなの俺の自由
題して「andymoriで元気モリモリ
よろしく頼むな スタート



andymoriって何者?
良い質問ですね キューブアゲマス
おい!渡したキューブを投げ捨てるな
時代はSDG'Sだぞ 後で不燃に出せ
andymoriは2007年に結成された3ピースロックバンドで2014年に惜しくも解散してしまった
こんな人たちです

引用:JUKEBOX

靴下ながっ 前髪もながっ
代ゼミに通ってそうな浪人生って雰囲気ですよね
多分代ゼミ通ってたと思うよ 知らんけど
真ん中にいる男の名は小山田壮平・福岡出身の37歳
misonoと同い年ですよね
パートはVo&Gtでほとんどの楽曲の作詞作曲を行なっている
向かって右にいるのはベースの藤原 寛
左にいる幽霊みたいな奴はドラムの後藤 大樹
この3人でandymoriです
活動の後半には後藤の脱退により新ドラマーとして岡山 健二と言う成人男性が加入している
バンド名はAndy Warholと「メメント・モリ」(藤原新也によるインドの写真集)を繋げた造語らしい
とりあえず百聞は一見ならぬ一聴にしかずなので曲を試聴してみてください どうぞ

初見の人はこの曲を聴いてバンドに関してどんな印象を受けたでしょうか
"演奏が上手そうだなぁ…"とか"楽しくやってそうだなぁ…"とかそんな感じですかね
一時期、メディアからは和製The Libertines(00sを代表するイギリスのガレージロックバンド)と称されており実力は折り紙付きであったことは確か
Blurもくるりもエレカシも混ぜこぜにしたようなストレートだけど味のある日本語ロックが非常に特徴的である
3ピースならではのシンプルだけど奥が深い構成も人々の心を掴んだはず
しかし、バンドは2014年10月15日の日本武道館公演「andymori ラストライブ」を最後に解散してしまった さげぽよ
小山田氏は解散の理由として「次にやろうとしていることがこのバンドではできないから」と述べている
俺が前職を辞めた理由とほぼ一緒だ
まあ彼らのプロフィールはこんなもんでいいでしょ
では、もっと具体的なことを色々まとめてみた
刮目せよ 




その1・俺の世代を象徴する青春だった

知らんがなって感じよね わかるわかる
だけどマジでそうだったんだよ
俺の年齢になると当時世代だった音楽って特にないのよ 懐かしいなぁ…とか思える音楽ってあんまりないんだよね
ってこんなに断言して良いモノだろうか…
怖いな 他のZ世代が顔真っ赤にしてそう…
まあ、俺はなかったと思っている 俺はね
と言うのも平成生まれは世代がなくなった世代だと思うんだわ
これはポジティブに捉えている
物心ついた頃にはパソコンだってあるし音楽関連の書籍も本屋に行けば山のようにあったわけだ
音楽を聴くと言えばipodかウォークマンですからね
つまり音楽を調べることが容易な世代だったので音楽の古いとか新しいって価値観が薄いんだよな
裏を返すとこれと言って世代と言えるような象徴的なアーティストってのは2010年以降は絞り出さないと中々いないってイメージがある(ヒットチャートとは別の話です)
そんな中でこのandymoriは20代半ばにとってドンピシャ世代とも言えるバンドなんだよね
特にテレビの音楽番組に出演していたわけでもないし、国民的大ヒットソングがあるわけじゃないんだけど…大好きなんだよなぁ
一言で言えばシンプルに青春だったんですよ
僕が一番最初にandymoriに出会ったのはラジオ
TOKYO FMのゴールデンタイムの某帯番組で1984と言う曲をかけてた
それをたまたま聴いたGPP少年は大きく感動してしまい、学びすら得た感覚になった
何の学びかはよく分からないけどメチャクチャ良い曲だなと素人ながらに思えましたね

この曲に出会ったのは中学2年生の時だったんだけどクラスにも馴染めず、同級生に話しかけられる時と言えばパシリに使われるタイミングぐらいだった
そんな何とも冴えなくてダメダメなティーンの俺がこの曲に遭遇した途端、そんなことどうでも良くなったんだよね 教室の隅っこでこれ聴いてりゃいいやって感じに吹っ切れた思い出がある
青春がなかった俺にとっての青春だったんです
今の30代の人からするとandymoriを現体験した時はもう既に大人だったはず
でも、俺なんかは10代の多感な時期ど真ん中だったので歌詞もメロディーも刺さりまくったのだ
あいみょんなんか俺と歳は一個違いなんだけど「夢追いベンガル」と言うandymoriに送った曲を書いてたりしていて当時の影響力が窺える


では、どんな部分がグサグサきたポイントなのかを解説していきたい 次




その2・絶妙な言葉選び

そうじゃない!って意見もあるんだろうけど…
俺は最初にコレが魅力的だった
小山田氏の綴る歌詞がイケイケだった
一番最初にぶっ飛んだのがFOLLOW MEで書かれたリリックであった

太陽が破裂するまで歌ってあげるよ
ウィーアーザワールド
カリフォルニアドリーミング
キープオンザサニーサイド
百貫デブにはサプリメントを
有色人種にはマシンガンを
FOLLOW ME
引用: 歌詞検索J-Lyric.net

たった3分足らずの短い曲にここまで鋭くて伊達なワードを詰め込む小山田氏のセンスが羨ましい
今考えるとちょっと過激な内容かも?と勝手にヒヤヒヤしたりする時があるけど、そこも良い
We Are The Worldは皆さんご存知のMichael JacksonやBob Dylanが参加したアメリカ音楽アベンジャーズプロジェクトの名曲
California Dreamin'はThe Mamas & the Papasと言う60年代に活躍したフォークグループの代表曲
Keep On The Sunny SideもThe Carter Familyと言う元祖白人バンドのクラシック(多分そう 間違ってたらごめんなさい)
この3曲のタイトルを並べるだけで意味を持たせてメッセージを強く前に押し出す感じが堪らない
その後に裕福でまん丸になった白人たちには健康食品を与え、逆にそうでなかった黒人たちには武力を捧げると言った皮肉も死ぬほどぶち込まれてて意味を解釈した時は溜め息を吐いてしまった
これをシンプルなドラムとベース、ギターの上でシャウトされたら中坊の心は鷲掴みにされるに決まっている
僕もラップではあるが歌詞を普段から書くわけだがandymoriを聴くとジャンルは違えど物を書くことを諦めたくなる

なんでもない日を繰り返し
歌い続けてから幾年が過ぎ
約束ばかりが増えていく 
空っぽの空のむこうに
どこにもいけない彼女たち
駅の改札を出たり入ったり
変れない明日を許しながら 
なんとなく嘘をつくのさ
16のリズムで空をいく 
可愛くなれない性格で
全然違うことを考えながら 
優しいんだねって嘘をつくのさ
引用: 歌詞検索J-Lyric.net

これは「16」と言う曲のverseで書かれた歌詞なんだけど…非の打ち所がない言葉選びで彼の伝えたい思いが完成されている

当時、14歳だった俺はこの歌詞の人物を勝手に想像して自分と照らし合わせてしまった
特に良いこともないし何も変わらない日常に嫌気が刺した時にこの曲を聴くと心が落ち着いた
とにかくandymoriの絶妙なワードチョイスに震え上がったのは間違いない





その3・どのアルバムも日常に寄り添ってくれる

マジでコレ 当たり障りのない感想かもしれないけど…どのアルバムも捨て曲がないし、どの作品もリスナーの日常に寄り添ってくれるものばかりなのだ
1stの「andymori」は文句なしの傑作と言える感じで彼らの初期衝動感が満載

2ndの「ファンファーレと熱狂」は1stの若々しさとはまた違った成長を感じることが出来るロックアルバムとなっている

その後「革命」、「光」と続き、「宇宙の果てはこの目の前に」を最後のアルバムにして幕を下ろしたandymori
このブログで全アルバムを紹介することは出来ないがどのアルバムも暖かくて情熱的でグッとくる作品ばかりである
3rd Albumの革命に収録されている曲で「ユートピア」ってナンバーがあるんだけど…
この曲の歌詞が彼らの魅力であるリスナーに対する目線の合わせ方の全てが描かれている気がする

バンドを組んでいるんだ すごくいいバンドなんだ
みんなに聴いて欲しいんだ バンドを組んでいるんだ
引用: 歌詞検索J-Lyric.net

こんなことをさらっと歌える小山田氏が僕は好きで好きでしょうがない
まるで僕たちリスナーを地元の友達であるかのように見ていて、語りかけてくる感じ
本当に良いバンドだよ andymori
他には4枚目の光に収録されている「クラブナイト」って曲も日常への寄り添い方としては最高

冷蔵庫の前で 
なんだかつまらなくなって
散歩してみたけど
それでもやっぱり沈んでしまう日は
クラブナイトへおいでよ ジントニックで踊ろうよ
下心でもいいよ 君の好きなレコードをかけるよ
引用: 歌詞検索J-Lyric.net

そう言う日ってあるじゃん?
何してもパッとしない日ってあるんですよ
そう言う時にandymoriはクラブに誘ってくれる
でも、そのクラブってのはageHaとかVISONじゃないんだよね
なんだかそこは元気になれて優しくいられる安らぎの空間で大好きなロックが流れている
そこにおいでよって言ってるんだけど、そのトリガーは下心でもいいよって…小山田氏は述べるわけだ
最高じゃん? 言葉で言い表せない無茶苦茶な感情が心を回遊してしまう
もうね…andymoriのアルバムはCDをちゃんと買ってください 言いたいことはそれだけ




その4・緩急とコード進行

最後はこの緩急についてです
ちょっと歌詞に偏って言及してきたのでandymoriのサウンドの部分について触れて終わりたいです
andymoriの魅力ってのは疾走感と悠々さにあると思うんですね
とにかくテンポが速くて荒々しいロック
これを楽しむことも出来るし、鼓膜が湯船に浸かってそのまま眠ってしまいそうな柔らかいバラードまで味わうことも出来る
この2つのバランスが丁度良いんですわ
まあ、こんなことは他の音楽ブログでも書かれているので既視感があるでしょうけど…
僕の分析力ではこの程度が限界です

このスピード感、文句無しでしょ?
このままメチャクチャになれ!なってしまえ!残業なんか放ってしまえ!受験勉強はそっちのけ!
そんな気持ちになれる いや、させてもらっている
だけど、ふんわり宙に浮いて何も考えたくない時だってある 目を瞑って時間の経過だけを感じたい
そんな時はバラードを聴けば良い

このコントラストですよ
だからファンが離れていかない そう思う
小山田氏は国内外含めて様々な音楽を聴いて幾度とない作詞作曲を繰り返してきたんだと思う
その結晶がこの緩急に現れている気がする
そして、そのテンポ感に加えてコードワークも素晴らしいから鬼に金棒ですよ
緩急とは話が逸れるけどシンプルなコード進行の中に必殺技みたいなキラーコードを入れてくるテクニックを持ち合わせていたりするので侮れない
冒頭で紹介した「1984」で言うと基本のコード進行はG→Dsus4→Am→Cなんだけど…
このsusと言うコードを入れることで上手く説明出来ないノスタルジックな雰囲気を演出していたりしていて(あくまでGPPの個人的見解)作曲においても一味も二味も違う工夫が凝らされているだなぁと考えさせられてしまう
この緩急とコードの使い方がandymoriの良さをグッと前に押し出しているんじゃないかと…
私、そう思います ええ そう思うでござりまする
まする まする はい スベってきたのでまとめへ




【andymori以上、以下もない】
ないっすよ 存在していただけで嬉しい
こんなダラダラアーティストレビューっぽい雑文を書いてますけど実は彼らのライブに行ったことがないんですよね
わかるよ ハリセンで引っ叩きたくなるよね
ライブに行きたかった これは1つの後悔です
いやね まだ学生だったからライブに行くお金を工面するのは大変だったんですよ
高校生の頃は地元のスーパーでアルバイトしてましたけど、同時にバンドも組んでたのでバイト代は音楽活動費に全部飛んでしまいましたから
またそのスーパーが汚いんだ すげぇ小汚ねえの
惣菜の天ぷらとか元気なかったよ
萎れてたよ それを90歳のお婆ちゃんとかがAIBOみたいな歩き方でレジまで持ってくるんだからさ
ローカルスーパー舐めんなよ
話はタンパペイ・レイズのチャーリー・モートンのカーブ並みに逸れましたがとにかくandymoriは最高で最強なんですよ
そしていつまでも色褪せない
新しいとか古いとかじゃないんだよね
音楽的に最先端なことをやっていたわけじゃない
だけど何かのリバイバルに挑戦していたわけでもないんだよ
andymoriはandymoriと言う音楽を放っていた
これだけは間違いない
これからも聴き続けるよ では、締めよう




はい 如何でしたか?
andymoriを知らなかった人は少し興味を抱いてくれたでしょうか
又、既に好きで聴いていた人たちは楽しんで読んでくれたでしょうか
そこは気になるところですが、僕のブログは各々が好きに受け取ってくれて構いませんので結局は何でも良いです
アンチコメもウェルカムです
メンタルは母子家庭のおかげで鍛えられました
ちなみにandymori解散後、小山田壮平はALというバンドのメンバーとして音楽活動を続け、弾き語りライブも精力的に行っている
小山田ちゃんはまた何かをしでかすかもしれない
それにも期待していきたいですね
そんなこんで終わろう
俺の青春の話でした また会おうぜ
俺は今からレーズンパンのレーズンをひたすら毟ります 特に意味はないです
明日も仕事か つれーな じゃあ、またね




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