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Postgraduate Diploma in Diabetes in Primary Care validated by University of Warwick
Background of the CourseFor the year starting April 2019, I was fortunate to have the opportunity to take a Postgraduate Diploma in Diabetes in Primary Care offered by iheed, which is based in Ireland
もっとみる働きながら大学院で学ぶ: The University of Edinburgh編
受講の経緯University of WarwickのPostgraduate Diploma in Diabetes in Primary Careの最後のessayを提出したのが3月末。一応、合格見込みということで引き続いてMaster of Science (MSc)のコースに進まないかとofferを受けていた。実のところMScに進むかどうか迷った。というのも、tutorから研究についての個
もっとみる番外編: 英国家庭医療学会指導医養成講習会 Part 3
これは「大学院で学ぶ」ではなく、「英語を使って学ぶ」という番外編エントリーである。
4日目:consultation skillの教え方とcontinuing professional development (CPD)4日目の学びはconsultation skillの教え方から始まった。Consultation modelではCalgary Cambridge model (Silverma
番外編: 英国家庭医療学会指導医養成講習会 Part 2
これは「大学院で学ぶ」ではなく、「英語を使って学ぶ」という番外編エントリーである。
2日目:カリキュラムと成人学習理論2日目午前はカリキュラムについて学んだ。Genn (1955) によると、カリキュラムとは "Everything that happens in relation to the educational programme" と定義されている。カリキュラムにはhidden cur
番外編: 英国家庭医療学会指導医養成講習会 Part 1
これは「大学院で学ぶ」ではなく、「英語を使って学ぶ」という番外編エントリーである。
参加の経緯2019年11月18日から20日において、東京のフラクシア晴海にて英国家庭医療学会指導医養成講習会が開催され、この講習会に参加する機会に恵まれた。医師14年目にして、医学教育について悩ましく思うことが増えていた。特に悩ましく思っていたのは”patient-centredness”をどのように学習者に学ん
働きながら大学院で学ぶ: University of Warwick編
受講の経緯2019年4月からの1年間、アイルランドに拠点をおき、世界の家庭医に対して教育機会を提供しているiheedが提供するPostgraduate Diploma in Diabetes in Primary Careを受講する機会に恵まれた。
海外ではacademic qualificationとして、Certificate, Diploma, Master, PhDという序列がある。それ
働きながら大学院で学ぶ:Harvard Medical School編
受講の経緯九州大学大学院を卒業して2年半が経過した頃、一つの転機が訪れた。職場のボスが「これ興味ないか?」と研究トレーニングプログラムの案内を送ってくれたのだ。それはHarvard Medical Schoolが提供するCertificate Programで、Introduction to Clinical Research Traniningというものだった。海外ではacademic qual
もっとみる働きながら大学院に通う:MPH編
通い始める経緯家庭医療の指導医養成フェローシップが終わる頃、次のステップを漠然と考えていた。このころは札幌のクリニックで副院長として勤務しており、マネジャーの入り口にたったころだった。同時に、幅広い疾患に対応できることも重要と感じており、骨折の整復・固定や、婦人科診療研修、思春期診療など疾患面について多くの学びを増やしているところであった。
しかし、フェローシップが終わりに近づくにつれ、自分の関
働きながら大学院で学ぶ
「家庭医としてクリニックで働いていると、academicな活動をしたり、大学院で学ぶことなんか到底できないんじゃないか」。そんな風に考える人もいるかもしれない。もちろん、博士課程大学院生になって大学で働きながら、研究日を使って研究したり学んだりしている人もいる。研究のスペシャリストになるのであれば、少なくともこのキャリアは避けては通れないかもしれない。
ただ、できるだけ家庭医としてクリニックで働