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ผัดไทย パッタイ:タイ チェンマイ

昔、タイ料理は苦手でした。留学先で仲良のいいタイ人のおうちにお呼ばれしたときに、お母さんの手料理が恋しいでしょうと、その子のママが作ってくれたタイ料理を、おいしい、おいしいって食べたけど、ココナッツ風味と辛いのが苦手で、そんなにおいしいならお代わりあげるわ、と追加で盛られたときに泣きそうになった、ほろ苦い思い出があります。

今はタイ料理大好き!自粛期間中に(今も相変わらず在宅だけど)自分でガパオもグリーンカレーも作れるようになりました。何のきっかけもないのだけれど、いつの間にかエスニック大好きになったのです。なんでだろう。

タイのチェンマイには、アーユルベーダをやりに行きました。アーユルベーダやりたいけれど、インドはビザを取るのがめんどくさいから、タイがいいなーと、出来るところをネットで探して見つけたのがチェンマイ。

贅沢に毎日アビヤンガ(オイルマッサージ)やって、シロダーラ(額にオイルたらすやつ)もやるんだーと夢をもって、アーユルベーダセンターに来院を予約。このアーユルベーダセンター、ウェブサイトで英語なのはごく一部であとはタイ語。サイトにメールアドレスは載っていなくって、電話番号しか載っていなかったので、とにかくアーユルベーダやりたい!と、タイまで国際電話して予約したんです。

電話を受けてくれた方が英語が話せて、OK、OK分かったから、初日は来る前の2時間前から何も食べるな、前日は辛い物を食べるなとルールはちょっと厳しいけれど、待ってるねーとフレンドリーな感じだったので、わくわくと期待大で出かけました。

アーユルベーダセンターにつくと、待ってたよーとばかりにお部屋に通され、全部脱いでこれ巻いてねと布を渡されました。朝ごはんのあと、お通じあった?と聞かれたので、アーユルベーダは体調等も気にするから、はい!って答えて、スリランカでアーユルベーダやったときも真っ裸だったので、そんなものかなと違和感を感じず、真っ裸に布まいてベットに横たわってたら、マッサージしてくれる方が現れ、ゴムチューブを見せながら、これ入れるからねーって。

アビヤンガにゴムチューブなんか使わないはず。。。「!?」言っている意味が分からないですーって思ったら、予約されてたのはアビヤンガではなくて、なんと腸内クレンズ。予約してたのと違うーって思ったのですが、ちょっと面白そうだからやってみようかと思ったのが間違ってました。。。

お尻からチューブを入れられて、暖かいお湯をどんどん流し込められる。と、腸がいっぱいになって、生理現象でトイレ(大)を我慢しているようなおなかの痛さになって、その後腸内がクレンズされるという仕様。(途中詳細省きます。。。)アーユルベーダ医院だけあって、クレンズされた体内にあったものが特別な機械に流れていくのも見られます。もちろん1回では終わらず、なんども、なんども、なんども、繰り返し行うのです。かなり、かなり、かなり、きつかった。

やっとの思いで終わって、大汗かきながら待合室で次のトリートメントを待っていて出会ったのがチェンマイの地元マダム。娘さんに日本人の友達がいるので、日本人が好きなのよーとのことで、お茶しようって誘ってくれたのです。その後、とても気に入ってくださって、マダム、チェンマイに滞在中何度もご飯に誘ってくれたのです。

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連れて行ってくださったとことは、どこもおいしかったー。地元の方がいくお店(ちょっと高級店)で、一人旅だと絶対行かないようなところ。このパッタイも、頭のついたエビですよ。おいしかったなー。しかもマダムと旦那さんと一緒だったので、いろいろ地元の方の食べるタイ料理を試すこともできました。タイといえば、細長いタイ米が有名だけど、マダムはもっちりしている日本米が好きで、もち米のほうが好きで、グリーンカレーももち米で食べる方が絶対美味しいって教えてくれたり。地元の人だけが知っているおいしいケーキ屋さんに連れて行ってくれたり。

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マダムはおうちにも招待してくれました。お金持ちっぽいなって感じてはいたのですが、ゲートのある住宅街で、お手伝いさんがいるという、本当にお金持ちのマダムでした。マダムは腸内クレンズを目的にアーユルベーダクリニックに通っていたようだけど、いくらきれいになろうと、体によかろうと、きついからもう無理って言ってました。だよね。。。私ももう二度としたくない。。。というわけで、その後、腸内クレンズはフォーハンドのアビヤンガに変えてもらいました。フォーハンドは、2人がかり(=4本の手)でやってくれるアビヤンガのマッサージで左右に立って同時にマッサージしてくれるのです。至福だった。。。

Tescoがあるとなぜかテンションが上がります。タイにも進出してましたTesco。

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マダムとはまだソーシャルでつながっていて、彼女が娘さんたちもつれて家族で日本に来た時にはご飯をご一緒したり、娘さんだけが来て、一緒にご飯したり。いいつながりを作ってくれたアーユルベーダ医院の思い出です。

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