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[4] noteのリスタートと昔のインターネット

最初の話↓

一つ前の話↓

ヘッダー写真は、自分が思うnoteのイメージ。山とか田畑とか海とか工場とかがあって、そこで老若男女の生活が営まれているイメージ。
街と表現している、note代表の言葉に共感する。


[4] noteのリスタートと昔のインターネット

以前は別名で、子供や家事のnoteを書いていた。
しかし、過去のエピソードを思い出していく中で、このエピソードの整理を文章でしたい気持ちが強くなった。
今まで、内省なんてもの、ほとんど書いていなかったから、アカウントを作り直すことも考えたが、中の人は同じなので、作り直す意味が見当たらなかった。
そのため、やり直しの第一歩として名前を変え、前の記事も全て下書きに戻した。
過去の記事は、ワールドでワイドなウェブを意識していなかったので、本当に自分が見返す目的で書いていた、事実ベースの日記だった。
また、書き方ももっと堅苦しくて、いかに冗長性がない文章を短く書くか、みたいなことを考えていたし、心の機微も、自分の個人情報も、あまり出していなかった。
心の機微や、個人情報も、節度を持って気を付けながら、書いてもいいかななんて、今なら思う。
人間だもの。

古い記事を今日何個か、そのまま再度upしたけど、出していないやつは書き直して再度upできたらいいな。

ちなみにSNSやwebに関してであるが、Webマーケティング/デザイン関係の学校に通っているにもかかわらず、個人が、フォロワー数を増やすことがどうとか、ページビュー数!インプレッション数!!とかそんなことをギトギトに押しまくって考えるのは、あまり好きではない。
いや、企業がSNSをやっていて、売り物があるのならいいんだよ。
使い分けだと思うのだけれど、私個人のSNSなんかは売るものもないわけで、特にそういうのはいいかなと感じている。

もちろん、SNSをしてくださいと言っている先生の意図も分かっているつもり。
様々なSNSに生で慣れた方が、感覚的な面も今後の仕事に活きるだろうし、フォロワー数を増やすことを目的にして、もがいてほしいのだろう。
フォロワーを増やすための考え方が少しでも身につくはずだから。

しかしだ、先生には怒られるかもしれないが、私個人がSNSを使うにあたって、最大公約数の共感を狙って、差し障りのない文章を書いて、数字を追うことはしたくない。
無いものの押し売りや誇張もしたくない。
自然体でいたいし、誠実でもいたいし、自分自身が、感動したとか、勉強になった、面白かったな、辛かったなとか、そういうのを忘れないために書いておきたい。
そこで、たまたま目に留まって、共感してくれる人がいたら嬉しいな、くらいのスタンスでいたい。

また、生成AIも、上手に活用して記事を書いているのは良いと思うし、使うのは興味深くて楽しいので好きなのだが…
てきとーなプロンプトで作ったであろうことが見え見えな上に、これまた生成AIで作ったてきとーな画像が組み合わさっているのを見るのにも、そこへ縦横無尽にパーソナライズされた広告が載りまくっているwebページを閲覧するのも、少し疲れてきた。
インスタントに記事が量産できるから、欲しい情報よりも先に、目に映るようになってしまった。
SEOの功罪もあるだろうな。
そして、自分にパーソナライズした広告はなぜか、最近は美容ばっかり出る。
美容関係の話は嫌いじゃないが、あまり求めていないよ。
遠回しに、あんた剥げてきたやろ、そろそろ。と言われている気がして、心にグサッとくる。
あんまり心の準備ができていないタイミングで、えぐらないでほしい、広告よ。

とにもかくにも自分は、インスタントなSNSやweb ページではなく、もう少し、自分のために濃いものが見たい。
webページも、商品を買ってください!買ってください!ではなく、まずは誠実に商品の知りたいことが載っているwebページにたどり着きたい。
そこで、ああ、これは自分にとって必要だわ、価値があるな、と感じたら改めて購入ボタンをクリックしたい。

作り込まれていて、欲しい情報が見やすい形で、たくさん載っているWeb ページに遭遇した時は、本気で感動する。
今通っている学校のWEBページも作り込みが恐ろしくて、感動したので通いたいと感じた。
めちゃくちゃストーリー性があって、押し売りじゃない、さりげない広告を見かけたときにも、感動する。
最近印象に残っている広告だと、相鉄線と東急が直通したときのCM。
オダギリジョーと櫻坂46の山﨑天さん出ているのがあって、ハナレグミの家族の風景をPUNPEEがリメイクした音楽、これがまたツボだった。
制作にめちゃめちゃお金かかってるだろうに、さり気ないんだよな。
だからだと思うけど、見たときに、ストーリーに没頭して、号泣してしまった。

随分と昔のインターネットでは、検索したときに、買ってくださいが先に出るのではなく、必要な情報が載っているサイトや、マニアの個人ページに書かれた使用感がヒットしていたような気もする。
少なくとも昔のインターネットはそうだったような。

お絵描きBBSとか、絵チャとか知っている人、いるのかな。
趣味全開のHTML手打ちのウェブサイトに、人が集まって絵を書いたり話をしたりしてた。
トップページに、訪問者数をカウントするだけの元祖アクセス解析みたいなのも貼っていることが多かった。
今で言うインプレッション数か。
555みたいなキリの良い数字で、キリ番なんて言い合って、キリ番踏んだ人には何かをプレゼント、みたいな文化もあった。
小学生の頃、そこで知り合った、知らない2つ上くらいのお姉さんとスカイプをしてたことも思い出した。懐かしい。
この辺りの感性は、今のSNSと同じなのだろうが、拡散力やオープン性が違うよな。
だから、趣味よりも、注目を惹くために過激に走る人の露出が多く感じるのだろうか。

ちなみにマーケティングやプロモーション関係の授業は、めちゃめちゃ楽しいし、自分みたいな感覚を持っている人が、そういった価値を求めているんじゃないかとも思っていて、そういうニーズにも応えられるようになれたら良いなと考えている。
家電量販店で静かにモノを物色したいのに、入れ代わり立ち代わりで店員3人くらいに声かけられて萎えちゃうやつみたいな。
それのWeb版かな。例えとして言いたいことは。
マーケティングじゃなくて、ただの押し売りになってるんじゃないか、そこを自問自答する必要があるよな。

なんだか懐古厨みたいになっちゃって、話が脱線しまくるので戻すが、noteは日記や過去のエピソードでの思考整理目的で、でも誰か興味を持ってくれる人がいたら関わっていきたいくらいの気持ちでやっていきたい。
noteのサービス設計なら、そういう人を受け入れてくれるものだと認識している。

広告もランキングもない、個人では数字に注視することもない、ある意味で、ここはクリーンな場。
ここでなら、漂うのも心地が良いハズ.…

あ、前から繋がりを持たせていただいている方、名前ですが、Ikutanに改名をしましたので、よろしくお願いします。
以前の名前では呼ばず、新しい名前で呼んでいただけると、嬉しいです。
この記事を読んだら、過去のユーザー名はわかるはず、なので。


 [5]もう、自分のライフは0。だからまた、1からnoteを書き記していくことにした へ続く


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