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Photo by
r_hikaru
素直には、喜べない
2024/1/1。新年の幕開けと共に国立競技場で日本代表vsタイ代表の試合が行われた。スタメンには柏レイソルの細谷真大、そしてキャプテンマークを巻いたのは元レイソルの伊東純也。レイソルサポーターにとってはこの画は念願である。立ち上がりには伊東から細谷へ、惜しいシーンが演出された。
そして後半には中村敬斗がゴールを決めた。彼も我孫子市出身で一時期はレイソルの下部組織に所属した。つまり前線3枚はレイソル関係のプレイヤーで占められたのだった。
試合は5-0で快勝、清々しく新しい年を迎えたかに思えた。16:10、悪夢のような事態が起こった。最大震度7の地震が石川県で発生。建物は倒壊し大津波警報が発令された。すべてのテレビ番組は緊急速報ニュースへ切り替わった。画面越しの光景は、あの2011年の東日本大地震を想起させた。人々は高台に避難し、そして押し寄せた津波が町を襲う。火災で炎が燃え上がる。
しばらくしてアジアカップのメンバーが発表され、細谷が選出されたが、本来喜ぶ場面でその感情は湧き上がらなかった。正月早々の悲劇に全てを吸い取られたからである。
信じられないほどの強い地震は、今なお続いている。北陸地方の人々が無事でいることを、ただただ祈ることしかできない。
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