主婦目線を得ることの大切さに気づいた話
こんばんは。
埼玉県の高齢者デイサービスの運営をしている後藤です。
2人の育児(4歳と2歳)をしたり、デイサービスの運営をしたり、同業者のコミュニティの運営をしたり、介護家族のコミュニティの運営をしたりしています。
日々の、運営で感じた気づきを記しています。
今日のテーマが、
主婦目線を得ることの大切さに気づいた話
ということで書いていきます。
✅ 女性スタッフとの対話から
今週は、自分のチームのメンバーと1on1ミーティングを計4件行いました。
1つのセッションあたり、約40分〜60分ほどです。
かなり認知的エネルギーを使う作業となります。
それだけ、人の話を聴ききる、魂を向けて聴くというのはエネルギーを使います。
ところで、私の属するチームは、95%が女性であり、かつその90%以上は、年上です。
そして、みんな主婦または、お母さんという属性があります。
女性、主婦目線の視点というのは、基本的には、男性にはないもので、なかなか油断が出来ません。
年下の上司というのもあり、結構矢が飛んできます。笑
心のスタミナを結構消費するので、しんどくなることもありますが、
この女性(主婦)目線の意見って、とても的確で、ぐうの音も出ないことがほとんどなんです。
✅ 女性(主婦目線)が重要な理由
女性のスタッフ、特に主婦の方からの助言ってハズレが無いんですよね。
特に以下の3つの点で優れていると思います。
1,効率性、生産性を上げるメソッドがすごい
主婦の方って、お母さんがほとんどなので、基本的に時間が限られているんですよね。
世代によっては、子供の幼稚園の送迎や、習い事、部活の送迎などがあったり、手のかかる幼児の面倒を見ていたり
朝の支度や家族の送り出し、家に帰ってからもやることリストが山積みな人がほとんどです。
基本的に残業は、NGです。
そうなると、家でも、仕事でも限られた時間での身のこなし、マルチタスクのさばき方が抜群です。
女性の、「第1領域=すぐやらないとやばいこと」のさばき方は、さすがとしか言えません。
言い換えると、「無駄なことが大嫌い」なわけです。なので、
タスクの目的の説明やそのタスクを行うベネフィット(利益)を示す
ことがとても重要になってきます。
2.主婦目線とお客様目線が近い
次に、主婦目線は、お客様目線と近い ということがあります。
管理職になると、視座が経営や数値管理などに代表される
ロジカルで「左脳」的な思考になりがちです。
マネジメントに必要な視座であることは、確かです。
ただ、気が付かないうちに「お客様目線」の視座が失われてしまうことがあります。
その点で、女性は話しかけられる要素も大きく、エンドユーザーの声をしっかり取ってきてくれます。
見ないふりをしていたようなところにも、気がついてくれます。
初心に帰らせてくれます。
3.観察力に優れている
これは、本当に女性には敵わないスキルだと思うのですが、
観察力が半端ないんですよね。第6感というか。
「なんとなくあの人元気ないよな。」
とか
「あの人なんか不満持っていそう」
という観察力です。
これは、母性が関係しているのでしょうか。危機察知能力に長けているんです。
私も人材マネジメントをしている身として、アンテナを張っているつもりですが、「え、そうなんだ!?」ということがしょっちゅうです。
本当に申し訳ないけど敵いません。
以上のように、①効率性 ②視座がお客様目線 ③観察力 の3つのスキルが男性にないものを持っているように思います。
✅ まとめ
今日の話の結論は、
マネジメントに必要な視点は、主婦から学べ
ということになります。
まとめると、
✅ 女性目線の意見は、時に厳しいが、ひるまずに聴き切るべし
✅ 効率性、お客様目線、観察力の3点で特に優れている
✅ 女性目線を取り入れ、視座を広げるべし
のようになります。
年下上司のメリットとして、意見を言ってもらいやすいというのを最大の武器にしていこう。
ひるむことも多いですが、全てを今後の糧にできるように。
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