「悪い私はいない」の序文
IFSの創始者のリチャードが書いた一般書「悪い私はいない」が3/20に発売になりました。予約注文も順調な出だしということで翻訳者としてはうれしいかぎりです。
この本の序文を書いてくれているのは、あの一世を風靡したシンガーソングライターアラニス・モリセットです。何度も来日しており、洋楽ファンの人じゃなくても、きっと聞いたことのある曲があると思います。
序文ではアラニスが自分自身の体験を通して、IFSの変容の旅を語ってくれており、その内容はアラニスの公式ホームページにも掲載されています。
アラニスのIFSセッション動画
こちらのサイトではIFSの創始者でこの本の著者でもあるリチャードがアラニスにIFSセッションしている動画が購入できます。
壮絶なトラウマ
アラニスの書いた曲の中には、彼女の壮絶なトラウマ体験から来ている歌詞が多く含まれ、その隠された悲痛の声がたくさんの人に届いたのではないかと思います。
セルフがパーツを救済する歌
アラニスはIFS創始者のリチャードとの対談や公開セッションなどにも出ている長年のIFS 内的家族システムの実践者。対談の中にはIFSとの出会いが彼女をどのように支え、変容の助けになったかの実体験が語られています。
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そんな彼女の歌の中にはIFSの礎となるセルフとパーツのやり取りが
たまに出てきます。この歌「Empathy」まさにセルフと出会ったパーツの喜びを歌ったものだと思います。
和訳してみました。英語は下にあります。
アラニスの啓蒙活動
アラニスはさまざまなインタビューやドキュメンタリーで積極的に自分の生い立ちやトラウマ体験を開示し、今ではたくさんの啓蒙活動をしています。
以下の動画は、内的ワークやトラウマセラピーの大切さをクライアント経験の立場から、トラウマ治療の世界的権威のドクターたちと語っています。
ガボール・マテ、リチャード・シュワルツ、ピーター・レヴィン、ダン・シーゲル、そして、アラニス・モリセットによるパネルデスカッションです。(すごくないですか、このメンツ)
その他、さまざまなインタビューや記事があり、以下は、2023心理療法シンポジウムで、アラニスとリチャードとの対談の様子が載っています。
※IFS 内的家族システムは、自分で自分のセラピーを行う、セルフセラピーの手法として、または自己統合のツールとしてもとても役に立ちます。学んで見たい方はこちらをご覧ください。
https://www.reservestock.jp/page/event_calendar/7549