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菊芋とヤーコン

最近菊芋と同じようにに聞くヤーコン。身体に良いとテレビなどで取り上げられている食材で、栄養価も高く、様々な効能があると話題になっている芋です。そんなヤーコンは菊芋との違いがはっきりしない点もあるのでちょっと調べてみました

ヤーコンとは?

ヤーコンとは南米アンデスを原産としたキク科の根菜のことを指し、見た目は非常にさつまいもに酷似している食材です。ひまわりのような大きさの葉をつけて地面で育ちます。ヤーコンの歴史は非常に古く、古代のインカ帝国から食材として育てられてきた歴史を持ち、部類はイモ類にカテゴリーされます。

違いが分かりやすいように菊芋も紹介

菊芋とは、北米を原産としたキク科ヒマワリ属の植物で、見た目はヤーコンとは大きく違い、ショウガのような形状をしているのが特徴です。9~10月の時期になると植物の菊に似た黄色い花を咲かせる植物でもあり、秋が来ると花の部分が枯れ、地下部分にショウガに似た塊根を育てていきます。
菊芋はカットしてみると中には美味しそうな白い色をした部分を確認することができ、地下部分で育つ塊根は大根のような絶妙な食感を楽しむことができるため、菊芋を使った様々な料理が出回っています。

菊芋とヤーコンの違いはなに?

同じキク科であるヤーコンと菊芋の違いは若干の違いが確認できる見た目もそうですが、他にも含まれる栄養分が大きく違います。ヤーコンはデンプンをほぼ含んでいない点がありますが、フラクトオリゴ糖という成分がたくさん含まれており、あまりにも含有率の高さから「オリゴ糖の王様」と称されるほどです。
一方で菊芋は天然のイヌリンという成分を世界中の植物の中でも最も多く含んでいるもので、天然のイヌリンの含有量は何と世界1位とされているほど、素晴らしいものなのです。
なるほど!栄養分が大きく違うんですね。ヤーコンは王様!菊芋は世界1位ってすごくない?

もうちょっと詳しく栄養分や効能を比べてみますね

ヤーコンと菊芋はどちらも素晴らしい栄養価値があることが何となく分かりましたが、実際にはどう違ってくるのでしょうか。また、カロリーや得られる効能などについても違いを明確にしたいため、二つの詳細を見ていきましょう。

ヤーコンと菊芋のカロリーや栄養
ヤーコンのカロリーは生の状態のものであれば、100g当たり54kcalで、食物繊維が1.1g、カリウム240mg、カルシウム11mg、マグネシウム8mg、リン31mg、他にも鉄、亜鉛、銅、マンガンなどを含み、βカロテンを22mg、ビタミンB1やビタミンB2なども含んでいます。

菊芋のカロリーは100gに対して35kcalとなり、食物繊維が1.9g、カリウムが610mg、カルシウム14mg、マグネシウムが16mg、リン66mg、他にもヤーコンと同様に鉄、亜鉛、銅、マンガンなどを含み、ビタミンB1やビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸やビオチン、ビタミンCなども含んでいます。

両方ともいい食材ですね!両方取れば最強なんじゃね?w

やっぱり最近話題な食材だけありますね

予防医学の観点から見ても日ごろの体調管理に適した食材みたいです

ヤーコン、スーパーで見つけたら買ってみます(^^♪

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