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太平洋戦争前の大日本帝国は腐敗していた!今の日本政府に似ている

太平洋戦争開戦前の大日本帝国は、いろんなめんで、機能不全におちいっていました。

まず、政府の参謀本部のトップに、ろくな人材がいませんでした。

中には、天皇の皇族という、NOも言えないような人物が、政府のインテリジェンスで、好き勝手していたのです。

これでは、長期的な視野にたった作戦もたてられませんし、軍部や外交をコントロールできません。

さらに、大日本帝国政府は、クセのある有能な人材が、次々と出世からはずれ、無能な人間がとうようされていきました。

私からすれば、東條英機も山本五十六も、有能に思えません。

東條英機は、無茶な戦線の拡大や日中戦争を終わらせることができず、能力に限界がありました。

とても、政府のトップでがんばれるようなうつわではなかったのです。

もはや、日露戦争に勝利してから、日本は強いという慢心が生まれ、無茶な戦争でも勝てるというおごりが感じられるようになりました。

そうして、政治家の意識はゆるみ、保身にはしる人が増えていきます。

そして、山本五十六は、真珠湾攻撃をしましたが、どう見ても、あんな遠いところに、補給ラインを作るのは、愚策です。

これで、攻撃されたアメリカ人の対日感情は強まり、兵の士気が上がってしまいました。

せめて、日本から近い、アメリカの植民地に攻撃し、戦線を維持すべきだったのです。

大日本帝国は、どのように、戦争を終わらせるか、まったく考えていませんでした。

彼らは、いかに、失敗の責任からのがれるか、しか考えていなかったのです。

そんな頭しかない人間の集まりが、わざと侵略戦争にでる能力はありません。

今の日本政府も、高度経済成長で経済大国になった成功体験で、調子にのっていたところがあります。

そうして、賃金などの豊かさでは、大韓民国に抜かれ、どんどん、落ちぶれるハメになりました。

腐敗した政府は、もはや、国民を殺しにかかっています。

自民党の人は、長く権力の座にいると、議員の最低限のルーチンをこなすだけになりました。

ことなかれ主義や問題の先送りばかり起こり、意思決定ができないのです。

太平洋戦争時のアメリカだって、日本軍は手ごわいと考えて、地道に戦略をねっていました。

戦国武将の武田信玄の教えにあるように、勝ちすぎては、慢心をうんでしまうのです。

それまで、大日本帝国は、連勝していたので、まさか、無条件降伏による敗戦で、すべてをうばわれるだろうと、考えていませんでした。

実際、戦争に負けたときに、被害を最小限にするために、どの段階で、早く停戦するのか、準備や手まわしすべきだったのです。



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坂口正吾
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