宮城県名取市 熊野那智大社は猫の神社?
1.アクセス
・熊野那智神社・
宮城県名取市高舘吉田字舘山8
JR南仙台駅の西口で、宮城交通尚絅学院大学行きのバスに乗車 那智が丘4丁目バス停で下車。那智が丘公民館前を過ぎて熊野那智神社境内に至る。
2.ご祭神
・熊野夫須美神(くまのむすびのかみ)・
・羽黒飛龍大神・
3.境内
こちら、社殿前の…門(でいいのかしら)なのですが、よく見るとこの門の左下に…
ねこがいました!
きれいな黒猫でした。
この子の横を何度も行き来したのですが、この方はここからほどんど動かずにどっしりと構えていました。
こちらの方だけではなく、この那智大社にはまだまだ猫の方々がおり、
もうお一方は門を上がった所におりました。
実はまだまだいて、社殿横でカップルにずっと撫でてもらっている猫や、駐車場の車の下などにも!
仔猫もいましたし、まだまだ会えていない猫の皆様がこの那智大社にいたのでは?と想像してしまうくらい猫の皆様がおりました。
(那智大社の猫は7匹は確認されているようでした!笑 公式HPより)
余談ですが、宮城県石巻市の田代島は言わずと知れた「ネコの島」ということで一度行ったことがあるのですが、宮城にもう一つ猫の名所があるとは思いませんでした。
ちなみに田代島の猫は、たまり場には行くとめちゃめちゃいる!という印象でした!
田代島紹介HP
猫好きの方にはぜひ行ってほしい、この名取市の那智大社や田代島に…!
さてさて、
この日の那智大社はですね、冒頭の写真からも分かるようにめちゃめちゃ濃い霧がかかってました。
雨も降りそうな天気予報ではありましたが、こんなに霧が濃くでるなんて。
一寸先は真っ白でした…。
こちらは社殿の向かって左側へ進んでいった先にある鐘。
なぜ神社に鐘?
もともとは山形県鶴岡市にある出羽三山の一つ、羽黒山にある羽黒神社に関係している「羽黒飛龍大神」を祀っていた神社であるとのこと。
この羽黒神社、日本古来から伝わる山岳信仰である「修験道」の修行がされている山であり、神道・密教・道教等様々な宗教の考え方を含め、人々に救いの手を差し伸べるための宗教であるとのこと。
そのため、伸仏を一体ととらえていたのが修験道の羽黒神社である。
とのことでしたので、その時からこの鐘もこの那智大社にあったのでしょうか。
紀州熊野那智大社から勧請を受けたのは1123年(保安4年)と伝えられているそうで、もともとの那智大社が羽黒飛龍大神をご本尊として祀り始めたのが717年(養老元年)とのこと。
今では海上安全・大漁満足等の神:羽黒飛龍大神の他、6柱の神様を祀っているそうです。
そしてこちらは先ほどの鐘の目の前にある石碑。
明治の頃に、元本社の末社春日神社、同年に村内に鎮座していた、高舘、日吉、御田、薬師、八幡の各社を合祀し現在に至るとのことで、それらの神社の名前が掘られた石や祠がありました。
4.御朱印
それにしても、ものすごい霧。
神社を背に駐車場へ向かう道。
実際こちらの那智神社は高舘山の山頂にあり、表側(ヘッダーの写真)から行くと111段の階段を昇りながら行けるみたいです!
雨予報だったので文明の利器に頼ってしまいました。
次行くならお天気の時に行って、名取平野と太平洋を拝みたいなー