オルフェウスKATANA(KEN OKUYAMA DESIGN)
日本最大のオルゴールメーカーの「日本電産サンキョー」は、四角い箱という既成概念にとらわれることなく新しい価値を有する製品を出したいという思いで、世界的に活躍されている工業デザイナーの奥山清行氏に依頼してつくったというオルゴールです。
御所坊も従来の旅館の概念ではなく、新しい価値を有する宿をつくりたいと考え、無方庵 綿貫宏介氏という美術作家とつくりあげてきました。
考え方は同じだと思い、サロンのBGMの一つとして導入しました。
奥山氏は、故郷の山形で自身がデザインした「エンツォ フェラリー」で制限速度をオーバーして警察に捕まった事が報道されましたが、その報道に関連して、このオルゴールを知ったのです。
詳しくは下記のサイトをご覧ください。
御所坊は有馬玩具博物館を運営しています。博物館のウリはオートマタと呼ばれるからくり人形です。
オートマタの機械仕掛けのルーツの一つがオルゴールですので、日本電産サンキョーさんとも取引があります。
亡き館長だった西田明氏も色々な作品にサンキョーのオルゴールのムーブメントを使用していました。
彼らの弟子であった橋爪氏がこの度、日本電産サンキョーの会長の永守コレクションギャラリーの館長に就任していました。
そこで橋爪氏を通じて、この度このオルゴールを手に入れることになりました。御所坊のサロンと有馬山叢 御所別墅のロビーに置いています。
このオルゴールは販売もできます。
定価は崩せませんが、もし弊社で購入して頂けるのであれば、お礼にペアー宿泊ご招待をしてもよいかと考えています。
ご希望の方は係までご一報ください。
永守コレクションギャラリーは、シリンダーオルゴール52点、ディスクオルゴール71点、オートマタ(自動カラクリ人形)92点など音楽史・美術史上希少なコレクションを347点有しているそうです。
また、作品を展示するだけではなく、自動演奏楽器の歴史に残る100年以上昔に作られたオルゴールやオートマタの音色と“カラクリ”に没入できる、体験型施設です。
世界的価値のある作品を贅沢に“ラウンジ鑑賞”できる他、通常見ることのできない“収蔵室”をガラス越しに見学でき、“マイスター工房”では、オルゴールのエンジニアによってコレクションの保守・修復や研究開発が行われており、その様子も見れます。
そして無料ですが、完全予約制です。
下記のサイトから申し込みください。
橋爪館長に会ったら「御所坊で知ったよ!」と言えば、さらに丁寧に説明してくれると思います。(笑)