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首が逆カーブ

少し前から、頭痛が多く たまに吐き気もあったりして体調がすぐれないことが増えてきた。

今までも肩こりから、頭痛や吐き気がして体調を崩すことはあったのだが、ここ最近の体調不良は今までと何だか違うような気がしていた…。


何をしても改善しないのだ。




首が逆カーブ|整体


数年前は、定期的に整体へ通っていた。

整体と聞くと首や肩をゴリゴリ動かし、骨をボキボキ鳴らす痛そうなイメージがあったが、通っていた整体は体をゆらゆら揺らして歪みを治すというものだったため、痛くなかった。

整体に通っていたときも、仕事はデスクワーク(CAD)をやっていて、目は疲れるし肩はこるしでメンテナンスが必要な体調だったのだ。

施術してもらうと、一時的にではあるが やはり体は軽く、楽になる。

でも、仕事をしていると、またすぐにコリの塊になっていたので、月に1回のペースで整体に通う日々。


そんな時、通っていた整体が移転して自宅から遠くなってしまった。

片道約1時間の道のり。
車も多く渋滞が発生しやすい道を通ることになり(回避不可能な場所へ移転していた)、整体に行ったのに疲れて帰宅する…という妙な状況になり始めたので、自然と足は遠のき行かなくなってしまった。




首が逆カーブ|湿布で頑張る


整体に行かなくなって、肩こりが悪化傾向。
月1でも整体って効果があったんだ…と思った。


とにかく、コリが酷く頭痛や吐き気に襲われる日も増えてきたので、湿布を張ってみることにした。

モーラステープやロキソニンテープという冷たくないやつだ。
冷やすのではなく、痛みを取る肌色のテープ。

それを貼ると、多少でも痛みやコリが和らぐ感じがしたので、コリが酷いときはそのテープを張って頑張っていた。

寝る前にも張って、朝に張り替えてを繰り返す日々。
それに加えて、以前 整体で教えてもらっていた体操を組み合わせて、一時的にでもコリが和らぎ痛みが取れる、またコリがきてテープと体操…なんてことをしつつ ごまかしていた。




首が逆カーブ|限界がきた


そんなごまかし日々を続けていたが、今の職場に転職してから肩こりが更に悪化。
ついには、首にまで慢性的な痛みが出るようになってしまったのだ。

もちろんテープは常に張っていたが、一向に取れない首と肩の痛み。
このままではマズイと本気で思い、整形外科を受診することにした。


医者に現状を伝えると、レントゲン直行。
現像されたレントゲンを見ると、素人目でも分かるくらい、首の骨が逆にカーブしていた。
後湾というらしい。


通常、人の首の骨は

正常な頸椎


前にカーブしているのが正常な状態なのだそうだ。

そしてスマホを触るときに前傾姿勢をとっていたり、デスクワークなどで長時間うつむき状態になっていたりと、前傾姿勢が恒常化していると


ストレートネック


頸椎が真っすぐになってしまうストレートネックになるそうだ。
それが酷くなると


後湾した頸椎


頸椎が逆カーブしてしまうらしい。
つまり、診断結果はストレートネックの酷いやつということらしかった。


医者の話はこうだ。

「通常、人の首は前にカーブしているのですが、ごろごろさんの場合は後ろにカーブしています。
人の頭は、頸椎と周りの筋肉で支えているんですが、カーブが逆になると頸椎で支える力が弱くなって周りの筋肉に負担がかかるんです。
それで肩こりが起こるんですが、ただ肩がこっているだけと思ってもその原因は実は首だったということなんです。」

ということだった。




首が逆カーブ|さいごに


この首を改善するために、リハビリに通うことになった。
初のリハビリは、受診から約2週間後の予定だ。

リハビリですぐに改善するとまでは思っていないが、通うことで少しずつでも首と肩の改善ができれば…と期待している。


そういえば医者に「あまり下を向かないように」と言われたが、仕事上それは難しいので、1時間に1回くらい顔を上げて肩や肩甲骨を動かしたり、整体で教えてもらった体操をするように心がけている。


とりあえず、色々と痛い今日この頃だ。


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