
共依存から抜ける最後の砦は一番信頼している人だった
わたしは毒親育ちだし、結婚した人はモラハラで依存症だった。
むすこは5年生の終わりに不登校になった。
わたしは過敏性腸炎になった。
そうこうしているうちに夫は突然亡くなった。
わたしはもう自分と向き合うしか残された道はなかった。
自分と向き合うしかないところまで、とことん追い込まれたとも言える。
たくさんのワークをしたし、本も読み漁った。
カウンセリングも受けたし(今でも受けてる)ヒーリングやリーディングも受けたし、怪しい施術も受けに行った。スピリチュアルの勉強もした。
とにかくこの暗闇から抜け出したくて、できることはなんでもやった。
そうやってわたしは自分の傷と地道に向き合っていった。
そこで分かったことは、わたしの親は毒親で、わたしはアダルトチルドレンであるということ。夫からモラハラを受けていたということ。母親と夫と心が通じ合わなくてカサンドラという状態にあったこと。
大人になったわたしがみずから選んだ茨の道はすべてわたしの「共依存症」からきているということだった。
夫と死別した後、わたしの周りの人間関係はガラリと変わった。
これまで付き合ってきた人たちのほとんどと付き合えなくなった。
代わりに新しい人たちが現れた。
その人たちはスピリチュアルに詳しかったり、人を癒すことを使命として生きている人たちだった。その人たちはわたしの地獄に寄り添ってくれた。親身になって何時間でも話を聞いてくれた。こんな地獄を味わったわたしには使命があるんだと光を与えてくれた。わたしの価値を認めてくれた。彼らはわたしにとって先生という立場だったけれど、その垣根を超えてわたしと関わってくれた。わたしは彼らに救われた。彼らのおかげでわたしは生きている。わたしも彼らのような立派な人間になって、わたしのような苦しんでいる人を救いたいと、そう心から思った。そのために必死で彼らから学んだ。
「共依存」から抜け出した今だからわかることは、
この記事が参加している募集
うれしいです!!!!