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turn

サカナクションのライブビューイングを見てきた。

サカナクションは音楽にあまり興味のなかったわたしがクラシック以外ではじめてじぶんから好きになったバンド。

歌というよりもサウンドに夢中になった。
からだに響くサウンドが美しかった。

でも夫が亡くなったときから聞けなくなった。
聞くと苦しくてかなしくて‥‥


それがさいきん不思議だけどむすこがサカナクションのはなしをするようになって、家でひさしぶりに聴いた。

もうだいじょうぶだった。いろんなモヤモヤを昇華して、またサカナクションをたのしく聴けるわたしが戻ってきてた。

そうしたらさいきん読んでるnoteにライブビューイングよかったと書いてある。


「時が来た」のだ。


あ、これ行くしかないわ

ってなるよね。


夫が亡くなってからサカナクションが聴けなくなった理由。

それは夫に対するモヤモヤとサカナクションが結びついてしまったから。

サカナクションはわたしがはじめて好きになったバンドでわたしにとって大切な音楽だった。

そんなわたしを見て、夫はサカナクションのCDを買い、ファンクラブに入会し、ライブのチケットをとった。

わたしの気持ちはおいてけぼりだった。
ほしいと思う前に与えられまくると、人はそれが好きかどうかわからなくなるんだ。

ライブは本当に感動的だったし行けてよかった。
でもわたしはだんだんとサカナクションを聴くのが苦しくなってきたんだ。

わたしはじぶんで選びたかった。
CDを買うかどうか、ライブに行くかどうか
じぶんで決断してじぶんで行動したかった。

なんだか宝ものを奪われてしまったような気分だった。


でもそんな気持ちともこの2年間でガッツリ向き合って受け入れてきた。
そしてようやくいま、わたしはまたわたしの好きを取り戻せたのだ。

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わたしの人生のテーマであるセクシャリティー、毒親、癒し、統合、死別、共依存などについて綴ります。目標月10本以上更新。みなさんの応援がわた…

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