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胚胎期間という考え方


先日読んだ本について少し書く。

自分も診断で非定型の傾向がある(ハッキリと診断されたわけではない)と言われていたので、本屋で見つけたときに気になっていた。

文章は、著者がつまづきながら、コミュニケーションの方法を身につける中で、疑問に思ったりすることを記載したもの。

エッセイのような捉えどころがない感じ文章だけど、スムーズなコミュニケーションが正しいのか?うまく行かないということに対してしっかり考えることも大事なんじゃないか、ということを丁寧に書いている。

誰ともわかり合えない自分の苦しさをちゃんと感じる必要があるんじゃないか

「つながり過ぎないでいい」

誰にでも当てはまる一般的な「生きづらい」状態があるはずはなくて、人それぞれの生きづらさがあるのだから。

「つながり過ぎないでいい」

生きている限り、困難は避け難い。不安や恐怖、痛みは消えない。
それをちゃんと感じ、それを生き切ることが大事ではないか。

「つながり過ぎないでいい」


この本の中で、胚胎期間という単語がある。胚胎の意味は以下の通り。

何も用をなさない期間、ということで記載されていたけど、自分にとって、なんだかしっくりくる表現だった。今が自分にとってそんな時間だと思うから。



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