Taka
ポッドキャストのDeep Currentsのお供に。 エッセイや批評という形の思考。 https://linktr.ee/taka88
ジェノサイドが9ヶ月続き、自分がどうしてデモに行き、アクションに参加するのか自分に問いかける必要を感じました。そう思ったら、自分が12月にも同じ問いかけをしたことを思い出しました。12月に、自分は直感的に、もしジェノサイドがまかり通るのなら、この世界、このシステムは壊れているのだと思いました。 そして、システムが壊れているなら、人、市民が動かなくてはなりません。自分はその答えに従って動いてきました。それから、6ヶ月経ってみると、残念ながら、システムについての自分の直感は正しか
コロナパンデミックが始まるまで住んでいたブライトンではカフェが多く、そのカフェ文化を自分も楽しんでいた。 日本に帰ってきて同じような感触のカフェを探したが、どうもしっくりこない。東京でもエスプレッソベースのカフェはたくさん現れたが、その違いを言語化できずにいた。 そんな中でも数少ない寛げるカフェ(オーナーはカフェではないと主張している)のオーナーとカフェ論を交わしていたら、オーナーが「自分は余白を大事にしている」と話してくれ、自分がカフェに何を求めていたか、またなぜその店が好
ヒーローの哲学の最終話です。 ヒーローは犠牲をしなければいけないものなのか。アヴェンジャーズ Endgameのアイアンマンのパターン、「ジョジョの奇妙の冒険 第5部」ジョルノの言葉等を通して考察します。
今回は、イメージが重なっているヒーローとリーダーを分けて考えてみました。 もう一回、「マッドメン」に言及します。
今回は、憧れ(人への、生き方への)がいいのかを考えてみました。 坂本龍一の追悼でもあります。
スピーチも行動として、そして状況を動かしていくようなヒロイックな行為として捉えられるかもしれません。
今回は、前進と撤退について。 ヒーローが行うとされている前進は、兵士の道徳とも重なっているのかも。 撤退のできるヒーローもいます。
ヒーローを遠い存在としてしまうと、日常生活の「英雄的」行為の可能性に気付かなくなるかも。。という話をしました。とりあえずは、「勇気」の話から。
文学研究者のサイードの議論を通じて、文化的な系譜に連なることについて考えてみました。 それも、一種のルーツではないか。
移民がどこで埋葬されたいと思うか。。。が気になり、修士論文として書いたことがあります。そのときにインタビューした中国人の女性から、新たな視点をもらえました。 R.I.P. MFDOOM
ワシントンのホステルで会った母娘から、聞いたルーツにまつわる話。 R.I.P. Gift of Gab
RootsからRoutesへの捉え方のシフトを、自分のアメリカ体験をベースに語ります。そして、高橋幸宏さんの追悼。 江藤淳とは大分違った内容になっていますよ。 「世界史の解体」 https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784753102044
Roots(起源)とRoutes(軌跡、道のり)を重ねて、自分のルーツを考え直してみること。 日本に生まれた自分とアメリカに生まれた妹の(ルーツ)の違いとは? そして、hiphopアーティストのPeople Under the Stairsの追悼。
二国間の狭間に自分を感じたとき、ただシンプルさを選べばいいのではという話をしました。 人類学者中根千枝氏を中野千枝と呼んでしまっています。失礼。
モンテ・ヘルマンの傑作「断絶」(71)を手がかりに、身軽さ(シンプルさ)の盲点について考えてみました。 人間はもともと身軽かもしれない。
観直してみて、主人公がアメリカ帰りという設定で、イタリアを舞台にした別な作品「雲から抵抗へ」(1978)の主人公の設定と同じことに気付いた。ところが、ヴィットリーニが書いた原作の「シチリアでの対話」(1941)では、そうではないようだ。 どうして、その設定を変えたのかのヒントは、「シチリア!」(1998)の編集を映画化した「あなたの微笑みはどこに隠れたの?」(2001)にあると思う。ユイレの編集作業を見守る中、ストローブはヴィットリーニと「雲から抵抗へ」の原作を書いたパヴェ