カーラジオから流れたフォー・フレッシュメン
ここ数日寒くなったり暖かくなったりほんと何を着て外に出たらいいんだといいたくなるような気候ですが皆さんいかがお過ごしでしょうか。ぐっでぃテレビのモーリーです。
兵庫県の開花予想を見ると神戸市で3月25日、姫路で3月27日になってるじゃないですか。神戸では開花しているのかなぁ。もう春はすぐそこですね。
昨日3月25日と言えば、前回noteに綴ったGH6の発売日!!(パンパカパァン!!)午前中に予定が入っていたので午後一で早速カメラテストしてきました!!やっぱり新しいカメラで撮影をするのはワクワク楽しいものですね。
と近況報告はほどほどに、今回も雑談noteで行ってみたいと思います。
先日ラジオで春に聴きたい曲というお題である曲をリクエストされている方がおられました。
その曲は『SPRING IS HERE』というジャズの曲。慌ただしい年度末の夕暮れ時だったんですが、めったにラジオではかからない曲が不意に流れ、めちゃくちゃテンションが上がりました。
SPRING IS HERE/The Four Freshmen
フォー・フレッシュメンは1950年代~60年代にかけて活躍したモダンジャズのコーラスグループなんですが、オープン・ハーモニーと呼ばれる独特なコーラスの付け方で、のちのビーチボーイズなどにも絶大な影響を与えたグループです。
フォー・フレッシュメンの『SPRING IS HERE』は優雅なゆったりとしたリズムに、優しくもゴージャスなコーラスが特徴で間奏で入ってくるトロンボーンの音色もムードたっぷりで上品な仕上がりになっています。
聴いていると仕事帰りの車の中だというのに、夕暮れ時のお洒落なカフェで夕陽が沈む海をゆっくり眺めているような気分になりました。
そんなフォー・フレッシュメンなんですが、卒業を歌った曲もあります。(アメリカの卒業シーズンは6月とかなのかもしれませんが・・・)
Graduation Day/The Four Freshmen
当時の映像を見ても分かるように、フォー・フレッシュメンは演奏も出来ちゃいます。めちゃくちゃ複雑なコーラスをしながら演奏するって本当に難しいと思うんですが、それを余裕綽々でやってのけちゃうんだから本当に凄いグループです。
ちなみにフォー・フレッシュメンに影響を受けまくったビーチボーイズもこの曲をカバーしています。
Graduation Day/The Beach Boys
ビーチボーイズバージョンはフォー・フレッシュメンバージョンを継承しつつも、ブライアン・ウィルソンのファルセットボイスで繊細さを増したような感じが印象的です。歌っている当時ブライアン・ウィルソンは多分23歳くらい、メンバーで最年少のカール・ウィルソンはおそらく19歳くらいなのでまだまだハイスクールが似合う年頃だったんだなぁなんて思って聴くとまた胸がグッときます。
他にもビーチボーイズはこんなフォー・フレッシュメンの春の曲のカバーもしています。
Their Hearts Were Full Of Spring/The Beach Boys
私が中学生のころGETした『Thirty Years Of The Beach Boys Good Vibrations』というボックスセットで聴いた『Their Hearts Were Full Of Spring』。『A Young Man is Gone』というタイトルで同じメロディに歌詞を変えたバージョンは聴いたことがあったのですが、こちらのバージョンはこのボックスセットで聴いたのが初めてでした。
今では簡単に聴ける幻のアルバム『スマイル』も当時このボックスセットでしか聴けませんでした。
歌詞の違う『A Young Man is Gone』はこちら。
ちなみに『Their Hearts Were Full Of Spring』のライブ映像はこちら。アン・アメリカンバンドというビデオをタワーレコードでGETしてこの『Their Hearts Were Full Of Spring』を歌うビーチボーイズの姿を見た時、めちゃくちゃカッコいいなぁって思いました。
ライブでアカペラでレコードさながらの完璧なコーラスを披露するビーチボーイズ!!めっちゃカッコいいです。
ちなみに本家のフォー・フレッシュメンバージョンはこんな感じ。
フォー・フレッシュメンバージョンは、コーラスに暖かみがあり、こちらも味がありますね。
あとがき
いかがだったでしょうか。今回の雑談はフォー・フレッシュメンとビーチボーイズの聴き比べ的なnoteになっちゃいました(笑)
トワイライトタイムにラジオから流れる、フォー・フレッシュメンの歌声は優雅で最高でした。自分で聴きたい曲をCDやサブスクからチョイスして聴くのと、ラジオで誰かがチョイスした曲を聴くのとでは同じ曲でも、なぜだか違って聴こえてくるのは不思議なものですね。
やっぱり電波を通じてほかの誰かが聴いていると思うと一人で聴いていても同じ気持ちを共有している気分になるのかなぁ。そして自分が好きな曲を他の誰かも好きだってことを感じることでちょっぴり嬉しくなるのも隠し味になっているのかなぁ。
慌ただしい年度末のちょっと心地よい気分になれたそんなひと時でした。
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