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舞台の映像制作の楽しいところ

早いものでもう今年も残すところ後1ヶ月。ついに今年12番目の月である師走を迎えました。

いかがお過ごしでしょうか。ぐっでぃテレビのモーリーです。

毎年この時期になると思うのですが、ほんと1年って早いですよね。ついこの間2021年が始まったと思えばもう11か月も経って12月なんですもんね。

最近ほんとバタバタしていてnoteを書くのがいつも週末になってしまっていて、なかなかまとまった記事が書けていないのですが、今回は久しぶりにまったりとお仕事の雑談noteでいったみたいと思います。

私は映像制作をしているという仕事柄、舞台関係のお仕事もたくさんさせてもらっています。昨年は軒並み中止となった舞台も、今年は徐々に再開し、舞台でカメラを構えることが出来る幸せを実感する年でもありました。

『舞台関係のお仕事ってどんなことをしているの?』と思われる方もおられるかもしれないので少しだけ説明をすると、主にバレエをはじめ様々なダンス(フラやチア、フラメンコから最近ではJAZZやHiphop系も多いです)の公演、管弦楽団や吹奏楽・ブラスバンドといった演奏会、そして劇団などの舞台公演などをぐっでぃテレビの撮影チームで撮影を行い、映像コンテンツを制作するといったことが私たちぐっでぃテレビのお仕事です。

こういったお仕事をさせて頂けてるおかげで、たくさんの素晴らしい舞台芸術を日常的に肌で感じることが出来るのもこのお仕事の楽しいところです。

本当に舞台から立ち上がる演者さんたちの熱気って凄いですよ。これはやり直しが出来ない一度きりの舞台だからこそ出てくる魅力なのかもしれません。

事務所に戻って収録した映像をチェックして、舞台の興奮が”ぶぁ~”っと詰め込まれているのを自分の目で映像から感じて、やっと自分の中で収録のセクションは完了って感じです。(映像や音が正しく適正に収録されているかはもちろんのことですが、舞台特有の熱気が詰め込まれているかって結構大切なポイントです。)

さぁこの後はどのようにしてこの真空パックした舞台の興奮を料理しようかというのが編集のセクション。撮影も楽しいですが編集も撮影とは一味違う楽しさがあります。

撮影は演者さんをはじめ、照明さん音響さんといった舞台スタッフの方々、そしてぐっでぃテレビの撮影陣といったたくさんの方々の力が合わさって行われます。いわばチームプレーで行われるので、その一体感が撮影セクションの醍醐味かもしれません。

一方編集は、ある意味みんなの力で作り上げられた舞台を素材として託されたわけです。その素晴らしい素材をいかにして届けるか、時には素材の良さを引き立て、時にはあえて生っぽさを残したりと、その表現方法を考えるところに魅力があります。(編集マンの独りよがりにならぬよう、あくまでも素材の良さを引き立てる編集をするのが舞台編集の基本なのかなぁなんて自分では思っています。)

私は撮影も編集もどちらも携わっているので、よく『撮影と編集どっちが好き?』って聞かれることがありますが、答えは『どっちも好き!』というのが答えです(笑)

私にとって『撮影と編集どっちが好き?』という選択は『ステーキとケーキどっちが好き?』みたいな感じなんでそれぞれ違った魅力で好きなので『土俵の違うんだからそんなの決められないよ~!』っていうのが本音ですね(笑)

撮影と編集と同時進行で、舞台の場合はDVDやBlu-rayのジャケットやレーベルのデザインも行います。DVDやBlu-rayのジャケットやレーベルのデザインが出来るといよいよ舞台の映像コンテンツ作りの作業も大詰め。

後はDVDやBlu-rayの生産を行い、検品したうえで出荷を行います。出荷時に綺麗にたくさんのDVDやBlu-rayが詰まった箱をみていると、作品とした完成した喜びと、さぁみんなに届けという思いでいつも最高の気分になります。

来年はもっと以前のような世の中に戻って、もっと安心して舞台を楽しめるようになればいいなぁ。そして、ダンスでも音楽でも演劇でも少しでも多くの舞台の熱気や興奮を映像という形で真空パックにして詰め込んで、一人でも多くの人に届く一年になればいいなぁって思っています。

今回のnoteは映像制作の舞台関係について、どんな気持ちでどんなところが楽しいかなど、まとなりなくざっくばらんに綴った内容となりましたがたまには雑談も良いものですね。なんだか書きながら『やっぱ映像の仕事は楽しいなぁ』なんて思っちゃいました。さぁそんなわけで、今年も残すところあと1ヶ月!!また気分よく明日からも頑張りましょう!!

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