3.21は今年も大瀧詠一さんの日!ペパーミント・ブルーで音楽note!
三寒四温っていう言葉があるように、ここ最近は暖かい日があったなぁと思えば、めちゃくちゃ寒い日もあり、なかなか一筋縄では春になってくれない今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。ぐっでぃテレビのモーリーです。
ウィークデイの終わりのこの時間はゆっくりと音楽を聴きながらnoteタイムを楽しんでみたいと思います。皆さん良かったら読むラジオ感覚で雑談にお付き合いいただけましたら幸いです。
◇◇◇
さて今回のテーマは大瀧詠一さん。私が大大ダイスキなアーティストの一人で、大瀧さんとの出会いによって私の音楽世界が一気に広がったとっても過言ではないくらい、私にとってはとても大切なアーティストです。
そんな大瀧詠一さん。昨日3月21日に「ペパーミント・ブルー」のMVが公開されました。3月21日は大瀧詠一さんにとって大切な日で、さかのぼること43年前。この日は名盤『A LONG VACTION』がリリースされた日でした。
MVを見て、また胸が熱くなる私がいます。大瀧さんの世界って私にとって理想郷的なもので、この曲のMVもまさに私のイメージする大好きな世界。
大瀧さんの音楽と出会う前、私は洋楽しか聴かない中高生でした。それも当時の時代に逆行して特にアメリカンポップスが大好きで、いわゆるアメリカングラフティのような世界に憧れを持つ若者でした。(当時、街ではもちろんアメリカンポップスなど流れるわけもなく、ビジュアル系バンドなどが人気を博していた時代でした。)それもこれも小学生の頃に見たバックトゥザフューチャーの影響がもろに受けての話なのですが・・・まぁ今回はそんなアメリカンポップスの話ではなく大瀧詠一さんのお話で(笑)
大瀧さんの音楽って和製洋風って言えばいいのか、無国籍音楽っていうのかうまく表現できないのですが、そんな日本人にしか分からない日本から見たアメリカ文化みたいなものが表現されているような気がするんですよね。
私がその後、70年代後半から80年代の邦楽(今ではCityPopって言われたりしているジャンル)に興味を持ちだすんですが、この時代の音楽って日本でもない、洋楽でもない、外国の煌びやかさと、日本のウェットな部分が混じって私にとってちょうどいい感じなんです。
ちょうど80年代バブルの時代ってこういった西海岸テイストにあふれていてとても大好きなんです。例えばわたせせいぞうさんの創り出す世界なんかもそう。
わたせせいぞうさんが描くイラストの世界もそうだけど、こじゃれているというのか、雰囲気や余韻を楽しむこの雰囲気が好きで、80年代ってこういった価値観っていうんでしょうか、楽しみがあったような気がします。
大瀧詠一さんの音楽にもこういったこういったにおいがあり、「子どもにはわかんねぇだろうなぁ。大人になったらこんなムードも分かってくるよ~」的な大人の香りがあり、そこには押しつけがましいものではなく、いつも余裕たっぷりな感じもいいんです。
「人生楽しいことも、ちょっぴりセンチなことも、じっくり味わってみるとなかなかいいもんだぜ」みたいなことを言っている気がしてとっても心地いいんですよね。
◇◇◇
今初めて大瀧詠一さんの音楽と出会ってから数十年が過ぎ、私も端から見ると一端の大人になりました。だけど人生ずっと青春。恋だけが青春じゃなくて、人生の空気感を感じること、そしてそれをゆっくり余裕をもって味わうことこそ人生の楽しさであり味わいなんじゃないかって思います。
大瀧詠一さんやこの時代の文化が好きすぎて、うまくまとめることが出来ないのですが、雑談だからいいんです。(ということで・・・)とにかく今回は大瀧詠一さんのMVを見ながらうだうだ大好きな大瀧さんの音楽と、80年代の文化について綴ってみました。
いつか私も家族と共に西海岸に行って、大瀧さんの音楽をかけながらコンバーチブルの車で海岸線を走らせてみたいなぁ。その時は斜め横の椅子を選んで妻の顔を覗き込んでみようかなぁ。