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一線は越えない〜インドのラーマヤーナの物語より〜
こんにちは!
今日は、私がインドの経典で学んだ
「一線を越えない」ことについて
シェアさせていただきます。
インドには「ラーマヤーナ」という
ものすご〜く長い物語があります。
その物語の最初の方に
シータというお姫様が
黄金の美しい鹿に惹かれ
夫のラーマに鹿を捕まえて欲しいと頼み
その中にいれば安全だといわれていた
境界線を超えてしまいます。
そこから、
安全の魔法がとけ、
なっが〜いお話が始まるのです。
一線を超えない
その「一線」というのは
人によって違うと思います。
小さなことですが
私はどんなに遅くても夜の12時には寝ます。
これも自分にとっての一線を超えないということ。
朝は必ず瞑想をして
ヨガの経典を読みます。
これも私の一線で、
この境界線の中にいると
日々の生活の中で
自分が大きくブレることがありません。
目に見えなくても
言語ができなくても
「これはやばいな」とか
「これ以上は行かない方がいいな」という
本能的直感は
誰しも持っているものだと思います。
体調もそうですよね。
風邪っぽいとき
これ以上無理すると
こじらせるな。とか
ここまでで、もうやめておこう、とか。
人との関係性の中でも
これ以上は踏み込んではいけない。
これ以上は言ってはいけない。
みたいなものって
なんとなく
ある気がします。
力強くいるためにも
エネルギーを漏電しないためにも
この一線は超えてはいけない
というものを
自分の中にうっすらでも
持っていると、安全です。
それを越えると
ラーマヤーナの物語のように
大変な戦いと、
さまざまな試練が
待ち受けている気がします。
一線は超えない。
その自分の世界
安全でいられる境界線を
大切にする。
ヨガの経典から
学びました。
みなさんは、
どんな境界線を
お持ちですか?
ちなみに、
ラーマが欲しがった魅力的な黄金の鹿は
実はみせかけだけで
悪魔の化身だったそうです。