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日常にあふれる無駄の沼から白鳥へ

ラージャヨガの経典には、
「無駄と力強いものを識別しなさい。
そうすれば白鳥になれます」という一説があります。


今日は、「無駄」その甘美な誘惑の沼についてです。

今は「スマホ」「SNS」「動画」「ネットショッピング」
甘美な無駄な誘惑が、溢れかえるこの頃です。

必要なものが何なのか
わからなくなるくらい
私達の生活は便利になりすぎてしまいました。

もはや、便利の度を越えています!
youtubeやSNS、楽天やアマゾンなどでは
ちょっと閲覧しただけで
「あなた、きっとこれもお好きでしょ💖」
といわんばかりの「アルゴリズム」で
もはや親切の度もこえ
うるさいくらいのおせっかいな表示がまとわりつきます。

私の知り合いは
「youtube」は私の無意識を察しているかのように
ほしかった情報を表示してくるわ〜と
言ってました。

そんな、無意識のレベルまで
アルゴリズムが到達するということってある?
と思いながら…

なんだかんだで
時間がないのは、無駄な情報を見すぎているからかもと
私も反省しきりです。

以前樹木希林さんのお嬢様で
俳優の本木雅弘さんと結婚されている
内田也哉子さんが雑誌のインタビューで話していたことを
思い出します。

樹木希林さんの主な教育方針は2つあったそうです。
①ご飯だけはしっかりしたものを食べさせること
玄米とお味噌汁は必ず用意してくれてたとのこと。
②モノを増やさない
ひとつの用途に使うのはひとつだけ。

この話を聞いて
樹木希林さんは、本当に力強い方なんだと感じました。

なぜかというと
食べるものだけは、ちゃんとしておきたいという
当たり前ですけど
この優先順位を何よりも間違えずに死守されていたこと。

そして、モノを増やさないという
いくらお金があっても無駄なものに浪費しないというところです。

けれど、樹木希林さんは
ある日高級ブランドのヨージヤマモトのお店に
也哉子さんを連れて行って
樹木希林さんは也哉子さんに
「本当に好きなものを買いなさい」といって
ジャケットを買ってくれたそうです。
その時に、也哉子さんは
「母はケチではないんだ」と思ったと語っていました。

ちなみにそのヨージヤマモトのジャケットは
樹木希林さんも丈を調節してご自分でも着用していたそうで
雑誌に出ていた也哉子さんもそのジャケットを
お召になっていました。

モノを大切にするというのは
こういうことか!ということを
まさに身につけていらっしゃるなぁと関心しながら
記事を拝読いたしました。

ただ、何もかもケチるのではなく
良いものと無駄なものを
ちゃんと識別して
それを実践する。
そんな白鳥のようでいらっしゃったのですね🦢

これが、この誘惑だらけの世の中で
どんなに大変なことかと思いますが。

けれどこの複雑な世の中にいるからこそ
こういった力強い態度が必要なのかもしれません。

みなさんは、どうお感じですか?

最後まで読んでいただき有難うございます💐

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