【入社エントリ】IT→建設業界への転職を決意させた、GOOD PLACEの「働きやすさ」
こんにちは!はじめまして!
6月に入社したブランドマネジメント課の関口と申します。初のnote投稿です!
今回はIT業界から建設業界に異業種転職した私が、「働きやすさ」をテーマに記事を書こうと思います。GOOD PLACEの魅力であり、私自身も入社を決めた理由の一つである「働きやすさ」。一方、業界全体をみてみると多くの課題が……。
私も入社前、働き方に不安を抱えていた一人だったので今回の記事の執筆に至りました!転職活動をしていてGOOD PLACEに少しでも興味を持っていただいている方、異業種から建設業界への転職を検討されている方にGOOD PLACEの働く環境をお伝えできればと思います。社内の皆さんもぜひお読みいただいて「あの記事の人か〜」なんて思ってもらえれば嬉しいです。
建設業界のイメージってどうですか……?
突然ですが、皆さんは「建設業界」と聞いてどのようなイメージを持たれるでしょうか?とくに「働きやすさ」に関してはいかがでしょう?
建築や土木なども含めて「建設業」と世間的に総称するので、企業規模や職種ごとの違いを考慮すると一概に言い切ることはできませんが、転職活動をしていた当時の私は正直ポジティブなイメージをまったく持っていませんでした……
私はこれまでに広報・PR担当として飲食やITの企業にいたので、転職活動の際にも業界に関するこだわりはそこまでなかったのですが(むしろ違う業界に行くの大好き人間)、1歳児の子を持つ親ということもあり、キャリアや待遇面はもちろん、愛する我が子のために子育てにも積極的に関われる環境かどうか、という点はかなり重視していました。
なので「働きやすさ」に明るいイメージのなかった建設業自体はそもそも候補としてあまり考えておらず、求人情報やスカウトが届いても興味を持てていませんでした。
そんな私が「GOOD PLACEいいじゃ〜ん」と魅力に感じた2つの数字がありました。
それが育休取得率と有休取得率です!
「働きやすさ」を象徴する誇り高き2つの数字!
ここからは私がGOOD PLACEに興味を持つきっかけとなった、育休取得率と有休取得率についてご紹介します。
この記事を読んでくれている現在転職活動の方も、この2つの数字って気になりますよね?多様な働き方が尊重されている昨今、SDGsやダイバーシティなんて言葉も当たり前に耳にするなか、事業以外でどのようなことに取り組んでいるかに企業の本質の部分が見えてくると考えています。私も必ずこの2つの数字を参考にどんな企業なのかを測っていました。
数字1:育休取得率
そんなGOOD PLACEの育休取得率ですが、2023年度の実績ベースでなんと男女ともに100%を達成!2024年度も男女共に100%を達成できる見込み!
とくに男性の育休取得率は世間と比較しても高い数値を残しています。厚生労働省の調査※によると、2023年度の男性育休取得率は30.1%。過去最高の数値と発表されていますが、それでもおよそ3割と考えると手前味噌ながら100%達成の凄さが際立ちます……。
※出典元:2024年「令和5年度雇用均等調査」(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/71-r05/03.pdf
なぜ男性の育休取得率が向上したのか?その要因の一つが育休取得者の業務を引き継いだ人に支払われる「子育て休業応援手当」です。育休を取得する人もサポートする周りの人も、お互いが育休をとりやすいように考えられたこの施策は、私も入社前から魅力的だな〜と思っていました!
子育て休業応援手当については、こちらの記事で詳細をご紹介しています↓
こうした取り組みは、先日なんと日本経済新聞でも取り上げていただきました!(GOOD PLACEで初の日経!)
※記事の詳細は日経会員の方のみご覧いただけます。
数字2:有休取得率
つづいて有休取得率、2023年度の実績は76.8%でした。
こちらも厚生労働省の調査※を見てみると、回答があった全企業の平均取得率が62.1%、建設業の平均取得率が57.5%なので、他の企業と比較してみても高い取得率であることがわかります。
※出典元:2024年「令和5年就労条件総合調査の概況」(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/jikan/syurou/23/dl/gaiyou01.pdf
GOOD PLACEでは有休取得率の目標値を70%以上と高めに設定しています。そのため従業員にも積極的な有休消化を呼びかけているのですが、育休同様こちらも制度がすごい!なんと有休を取得すると手当が支給されるのです。
3日連続で有休休暇を取得すると3万円の「MOREホリデー」や自身の誕生月に取得すると1万円の「メモリアル休暇」など、そりゃ休めるときに休まない手はないですよね!
また年次の有休とは別に特別休暇として、勤続5年ごとに最大10日の休暇と15万円の手当が支給される「ステップ休暇」と呼ばれる神制度も!
その他の魅力的な休暇制度はこちらの記事で紹介しています↓
建設業界に対してネガティブなイメージを持っていたからこそ、上記2つの数字の取得率の高さと、取得率を向上させるための制度や施策のユニークさに驚き、「働きやすさの向上に本気で取り組んでいる企業なのだな」と入社を決意する一つの判断材料になったことは言うまでもありません!
その他にも、希望があれば条件次第で週休3日制にできたり、リモートワークや提携先のサテライトオフィスが利用できるなど、多様な働き方を支援する制度が充実しています。
柔軟な働き方を可能にする福利厚生の数々、もっと知りたい方はこちらをどうぞ↓
建設業界の抱える「働き方」の課題
ここまでお読みいただき、社員の「働きやすさ」を実現するために様々な取り組みをしていることが理解いただけたかと思います。しかし実際、建設業界で「働きやすさ」を実現させることは難しいのが現状です。GOOD PLACEでも一人ひとりが満足できるような働き方ができているかというと、まだまだ課題が多くあります。
なぜ難しいのか?ここからは建設業界のリアルをお伝えするべく、現状の働き方の課題について触れていきたいと思います。公表されているデータや数字とあわせてみていきましょう。
課題1:人手不足
建設業界が抱える課題の一つは、人手不足です。
国土交通省の「建設業の働き方改革と現状の課題」※によると、就業者数全体の推移は年々緩やかに減少していることがわかります。また建設業従事者の年齢は、令和2年(2020年)時点で55歳以上が36.0%、29歳以下は11.8%と高齢化しています。少子高齢化の影響で労働人口が減少していることは業界問わず懸念されていますが、全産業と比較しても建設業界はその傾向が顕著なのです。
課題2:長時間労働
建設業は他の業界と比較して労働時間が長い傾向にあることも、課題の一つに挙げられています。
年間実労働時間および年間出勤日数の推移をみてみると、平成26年(2014年)から減少してはいるものの、調査した全産業の平均よりも年間労働時間は346時間、年間出勤日数は30日ほど多く、休みが取りづらく労働時間も長いことがわかります。
※出典元:2021年「建設業の働き方改革と現状の課題」 (国土交通省)
https://www.kensetsu-kikin.or.jp/news/57a42379796b2a6c1d23286d40ea5b611f163364.pdf
「建設業の2024年問題」とは?
「人手不足」や「長時間労働」といった課題に対する解決策として、2024年4月には「働き方改革関連法」の適用が開始され、時間外労働に罰則付きで上限規制が設けられました(年間720時間、月あたり100時間未満)。
時間外労働時間の上限は、原則として月45時間以内、年360時間以内で、細かく見ると以下のような内容になっています。
元々は2019年に施行されていた法案でしたが、早期の労働環境改善が難しい点を考慮され、建設業界は5年間の猶予期間が設けられていました。この期間が終了するのが2024年ということを受け、こうした一連の流れは「建設業の2024年問題」と言われています。
さらにまた、帝国データバンクの調査※によると、2024年問題の影響もあり建設業は2024年1月-6月で過去最多53件の倒産件数があり、全体の4割を占めています。
出典元:「人手不足倒産の動向調査(2024年上半期)」(帝国データバンク)
https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p240703.pdf
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は制度や数字の面からGOOD PLACEの魅力をお伝えさせていただきました!
最後に建設業界全体のリアルなお話もさせていただきましたが……レガシーな産業だからこそ「働き方」をまだまだ良くしていける点が残されており、それを実現できる柔軟性がGOOD PLACEのの良さだと私も入社してから実感しています!
少しでも興味をもっていただけた方は、ぜひこちらの採用情報も見てみいただけますと幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
書き手:関口