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オフィスのグリーン、ひそかに生まれ変わっています。

東京本社のオフィス内のグリーンが、10月にメンテナンスされ新しく元気になっているのをご存知でしょうか??元々本社にあったグリーン、コロナ禍以降適切な水やりなども難しく、残念なことに元気が無くなっているものが多くなってきていました。今回、社内プロジェクトであるオフィス委員会の発案により、オフィス内グリーンのリニューアル&プロによるメンテナンス導入が実現しました!

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え?そうだったの?何が変わったの?という方も多いと思いますので、グリーンたちの新メンバーの顔触れ、またどんな風にメンテナンスしていただいているのか、ご紹介します。

グリーンの顔触れをご紹介!

新しく入ったグリーンたち。みなさん名前、わかりますか?みんな同じに見える…?いえいえ、それぞれきちんと名前がついていて、個性を持っています。葉の形や色、枝の生え方など、良く見てみるほどに面白く、自然って不思議だなあと思わされます。(※メンテナンスにより、樹種が変更になっている場合があります。)

1階のグリーンたち 

色々な種類のドラセナを中心に様々な樹種がだくさん

1階には、鋭い葉の形状が特徴的なドラセナ属が数多く配置されています。ドラセナ属は熱帯アジアやアフリカ熱帯地域原産の植物で、丈夫で育てやすい植物として重宝される存在。ひとくちにドラセナと言ってもその種類は豊富で、50種以上あるそうです。

手前がドラセナ・コンシンネ、奥の背が高い植物がシェフレラ
ドラセナ・ソングオブジャマイカ
まっすぐ勢い良く伸びる葉が特徴の、ユッカ

2階のグリーンたち

2階は他のフロアに比べて陽の入りが少し弱いため、グリーンはポイントで。

2階は他のフロアに比べて陽の入り方が少し弱いため、グリーンは窓まわりを中心にポイントで。特に陽が当たりにくいリフレッシュエリアのソファまわりには、フェイクグリーンを入れてもらっています。

葉の丸みとぽってりとした厚みがかわいいゴムの木
植物に必要なのは何より太陽の光。陽の入りにくいところにはフェイクグリーンを
テーブル上では小さなグリーンが目を楽しませてくれる

3階のグリーンたち 

テラスにはドライガーデンに入れられるようなグリーンが

3階は一番採光も良く、植物にとっても環境としては過ごしやすいフロアかもしれません。室内、テラスに様々な種類のグリーンを入れてもらっています。窓から見えるビルの大きなシンボルツリーとも相まって、より自然を感じられるフロアとなりました。

堂々とした葉ぶりが素敵なドラセナ・カンボジアーナ
メキシコが原産のユッカ・ロストラータ
左がコルジリネ、右がソテツ


プロによるメンテナンスがグリーンを生かす

10月のリニューアルから、グリーンのプロである第一園芸さんによる、月2回のメンテナンスが導入されました。毎月第1、第3金曜日に来てくださり、3フロア全ての植物の様子をチェックしながら水やりをして、時には入れ替えをおこなってくれます。

第一園芸のNさん。コスモスモアの植物たちが元気なのはNさんのおかげです!

植物のメンバー交代

第一園芸さんにメンテナンスに入っていただいて一番変わったのは「メンバー交代」があるという点。植物も生き物なので、置かれた環境が合っていない場合には調子を崩してしまうそう。どうしても場所になじめず調子が悪そうな植物は引き取っていただき、新たな植物に入れ替えてまた様子を見る、ということをおこなってくれています。これは心強いサポートです。

新しく入れるシーグレープという植物。葉っぱを綺麗にしてくれています。

この日はまず、1階の会議室「ベルリン」前のフィカス・アムステルダムという植物がかねてより元気がなく葉が落ちてしまっている状態だったことから、別の植物への入れ替えをしてくれました。

大きい植物もなんのその。お一人ですいすい運びます。

引き取られた植物はどうなってしまうのだろう?と心配に思って質問してみたところ、第一園芸さんで様子を見て、元気になったらまた別の場所へお勤め(?)に出るようです。少し安心しました。

入れ替え完了!
葉っぱがぽろぽろと落ちてしまう可哀そうな状態

3階サンプルコーナーにあったフィカス・アムステルダムも元気が無く、葉っぱが首をうなだれる様に下向きになって、触るとぽろぽろ落ちてしまう状態。元気が無いと首が下を向くのは人間も犬も植物も同じなのですね。こちらの植物も今回入れ替えることになりました。

この写真だとあまり伝わりませんが、とっても大きいです。

新しくやってきたのはとても大きなフィカス・ウンベラータ。サンプルコーナーは天井が高いので、空間に合うような大型の植物を持って来てくださったとのこと。大振りの枝と葉が素敵です。サンプルコーナーの環境がどうか合いますように!

水やり&状態チェック

水の量は長年の勘。その勘をください。

植物の入れ替えが終わった後は、全フロアの水やり。あげすぎても、あげなさすぎても駄目な、加減の難しい水やりですが、どのように水の量を決めているのですか?と伺ったところ、まず土を触ってとても乾いているか、湿っているのかで判断するとのお答え。ただ、表面が乾いていても、奥の土が湿っている可能性もあるので注意です。その上で、各植物の水の特性も踏まえながら長年の勘で量を決めるのだとか。その勘を伝授していただきたいです。

土を直接触って、水分がどのくらい必要なのか確認。
3階自販機横のドラセナ・カンボジアーナ。枯れた葉っぱの先をチョキチョキ。

植物は様々な理由で葉っぱが変色したり枯れたりすることがあるようです。(根元の葉が枯れて来るのは新陳代謝のようなものである場合が多いよう)そういった葉っぱは、先端を斜めにチョキチョキ。なるべく葉の元の形にならった切り方をしていらっしゃいました。

全ての植物への水やりが完了すると、この日のメンテナンスは終了。Nさんありがとうございました!

おわりに

近年、バイオフィリックデザインという言葉にもあるように、自然を身近に感じさせるデザインがとても大切なものとされるようになっていますが、生きたグリーンが身近にあるのはやはり心地が良いなあと感じます。出社された際に、オフィスをひそかに盛り上げてくれている植物たちにも是非注目してみてください!

そして、いつもメンテナンスをしてくださる第一園芸さま、今回グリーンの刷新とメンテナンス導入をしてくださったオフィス委員会のみなさん、ありがとうございます!

本日の書き手:マーケティング統括部 三倉





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