わたしのおすすめ本 Vol.2
こんにちは。マーケティング統括部の三倉です。
昨年の11月に「わたしのおすすめ本」第一弾を投稿してから間が空いてしまいましたが…、社員のみなさんにおすすめの本・好きな本を伺うこの企画、第二弾をお送りします!
ファシリティサービス部サービスカウンター課 原田さん
前回のVol.1の篠田さんからバトンを渡されたのは、総務アウトソーシングサービスを提供する、ファシリティサービス部サービスカウンター課のリーダー、原田さん。アウトソーシング導入を検討されているお客様に新規営業をおこなったり、お客様先に常駐している多くのメンバーのフォロー、お客様への定期的な定例報告業務など、大変忙しい毎日を送っておられます。(※以前こちらの記事でもファシリティサービス部のお仕事紹介をしています。)
そんな原田さんですが…、実は、コスモスモアで働く前は食に関わるお仕事をされていたのをご存知でしょうか。そして、モンゴルのホテルで料理担当として1年半働いていた経験もお持ちなのです…!サービスカウンター課でのお仕事ぶりとはまた異なる経歴をお持ちなところも、奥深くて素敵だなあと感じます。
①修道院のレシピ
そんな原田さんおすすめ本の一冊目は、やはり食にまつわる本。こちらはフランスのブルターニュ地方にある修道院が、戦後開いた花嫁教室で使われていた教本がもととなり生まれたレシピ集。料理本というよりも辞書や図鑑のように分厚い佇まいは、修道院のレシピというタイトルともあいまってなんとも神聖な雰囲気をまとっています。
文字だけのシンプルなレシピのページと、フランスの空気を感じさせる美しいお料理の写真のページが交互に続き、本としてのデザインも素敵です。
原田さんにこの本との出会いを伺うと、モンゴルで働くことになった折に友人から激励の意味も込めてお下がりを譲られたそう。表紙には経年のシミがつき、繰り返しページをめくったんだろうなと思わせるような味わいが。慣れない海外での仕事を支える心強い一冊だったことが伺えました。
モンゴルでは、日本とは比べものにならないぐらい手に入る食材が少ないのだとか。その少ない食材の中で工夫しながら料理を提供する必要があり、レシピ本を見ながら色々と考えたなあ~と当時を振り返って教えてくれました。
②デイリーフード
二冊目はこちら、料理研究家・フードコーディネーターの長尾智子さん著の、「デイリーフード」という一冊。気負わないタイトルが付いていますが、シンプルだけれどよくある平凡なメニューとも違って、どこかに一ひねりあるようなレシピが満載です。何より彩りが美しくて本当に美味しそう。でも、自分とは別世界の料理とは感じさせず、頑張れば作れそうだなと感じさせてくれる敷居の低さもあります。ページ一杯のおいしそうなレシピの写真、センスの良いコーディネートが見ていて本当に楽しくなります。
長尾智子さんは筆者自身もいつも気になっている料理研究家の方でしたので、興味深くこちらの本を見せてもらいました。現在は残念ながら絶版になっているようでしたが、気になった方は古本屋さんなどで探してみてください!
③よつばと!
原田さんおすすめ本三冊目は・・漫画「よつばと!」です。原田さん、漫画もお好きなんだそうです。「よつばと!」は、ご存知の方も多いかもしれませんが、ちょっと変わった天真爛漫な5歳の女の子「よつば」と、「とーちゃん」のふたり暮らしを中心に、まわりの人たちとの何気ない日常を描いた作品。もう18年も続いている漫画なのですね。
たくさんのおすすめの漫画がある中で「よつばと!」を紹介してくれた理由は?と聞くと、「全く事件が起こらないのに5歳の目を通して描かれる日常が尊い…特におすすめなのは、よつばが初めてパンケーキを焼くエピソードです」とのこと。色々な家族の話が好きなんです、とも教えてくれました。
こちらの本も、友人から贈られたことが出会いのきっかけだったとか。原田さんの好みを掴んでいるご友人も素敵です。恥ずかしながら筆者は「よつばと!」を読んだことが無かったのですが、他に好きな漫画の話になると、とても好みが似ていることが判明し、そんな原田さんおすすめのこの本は、きっと自分も好きだろうなと大変興味がわきました。「よつばと!」好きの方、原田さんに話しかけてみてください。
さいごに
本を通して、その人の興味や考えていることが垣間見えるのは面白いな、と改めて感じました。次のバトンはどなたになるのか…どうか嫌がらずに受けていただけると嬉しいです。原田さん、多忙な中時間を作っていただき本当にありがとうございました!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
本日の書き手:マーケティング統括部 三倉