居酒屋の地下で“1,000円パーソナルジム”を開業。その後4年間で40店舗に拡大するまで

はじめまして！セミパーソナルジム『GOODLIFE GYM』創設者の鈴木涼太です。

2019年8月、渋谷区代々木に一号店をオープンし、今年で4周年を迎えた現在は全国40店舗展開するまで成長いたしました。

節目となるこの年に、新たな挑戦として、公式noteをはじめることに。

僕たちGOODLIFE GYM（以下、GLG）が、日々どのような想いでお客様と向き合っているのかを、自分たちの言葉でお届けしたいと思ったからです。

そこで初回のnoteでは「創業秘話」と「GLGのカルチャー」をお届けします。

前半では前職時代まで遡り、僕がGLGを設立するまでや、起業当時の苦悩を。後半では、GLGの世界観や迎え入れたい人物像についてお話しします。

現在、店舗拡大に伴い、意欲あるトレーナーを募集しています。これからお伝えしていくGLGの理念に共感してくださった方は、ぜひこちらまでご連絡ください。

明るい未来が見えず悶々としている中、20キロの減量がターニングポイントに

まず簡単に、「GOODLIFE GYMを創業するまで」を遡ってみたいと思います。

今でこそ「縁あるすべての人が輝くステージを創造する」をビジョンに尽力していますが、きっかけは些細な積み重ねでした。

僕は独立前の32歳まで、ゴリゴリの営業マンでした。

前職では介護業界で働いていたのですが、介護業界で働く人のサポートや、住環境コーディネーターとしてリフォームの提案をしていたのです。

しかし、ずっと不安が募る一方でした。「この先もずっと同じことを続けるのか……明るい未来が見えないなあ」。

ここで突如、ターニングポイントが訪れます。

僕は元々すごく太っていたのです。30歳という節目のタイミングになり、変わりたいと強く思うように。

そんな時、フィットネストレーナーをしている親戚のおばさんが、フィットネス業界の人を繋げてくれたのです。

そこではじめて「パーソナルトレーナー」という仕事に出会います。

トレーナーと二人三脚で“はじめてのダイエット”に挑戦。20キロの減量に成功。努力すればするほど、自分がどんどん生まれ変わり、何ものにも代え難い感動でした。

ここで「起業の覚悟」が固まります。僕を変えてくれた“フィットネス”を拠点に、起業することを決意します。

下積み時代は、居酒屋の地下で“1,000円パーソナルジム”をオープン

独立したての頃は、やはり何度も壁にぶち当たりました。

一番苦労したのは、やはり「資金面」。貯金はしていたものの、やはりジムの設立資金などが足りなかったこともあり、金融機関から借りて工面することに。

お金がなかった当初、お客様を呼び込むため、そしてトレーナーとしての技術を底上げさせるために、足立区で「1,000円パーソナルジム」を期間限定でオープン。

居酒屋を営む先輩が、地下スペースを月3万円で貸してくれて、TwitterやInstagramで会員募集しました。

当時はお金がなかったので、家賃の返済もプレッシャー。とにかく必死でしたね。

口コミ効果や格安だったこともあり、ありがたいことに会員数が増え、少しずつ“ジムらしさ”も生まれました。

いよいよ僕一人で捌き切れなくなったので、途中から運営形態を“パーソナル”から“グループ”へ変更。「来週からは水・木の18:00-22:00でオープンします！出入りは自由です！」といった形ですね。

これまでパーソナルトレーニングのみを運営していましたが、やはり複数人で運動すると、違った魅力が生まれることに気づいたのです。

仲間がいるからこそ頑張れたり、「さらに素敵になりましたよね」という言葉が活力になったり。

そうなんです。GLGの最大の特徴である「セミパーソナルトレーニング」は、1,000円パーソナルジム時代の名残でした。

僕の下積み時代だった頃からのご縁は、今でも続いています。当初から支えてくださった皆さん、本当にありがとうございました。

トレーナーとしても力が付き、お客様が増えたタイミングで、念願だった渋谷区代々木で“GOODLIFE GYM・代々木店”をオープン。

あれほど不安だったキャッシュフロー問題も、1ヶ月目から黒字化。ちょっとした“ずらし”の一手間が、功をなしたのだと思います。

例えば、大手フィットネス施設が駅近でお店を構えるのに対し、GLGではあえて住宅街を選択しています。

大手では拾い切れていないターゲット層にアプローチができていると、自負しています。

多くの人に「フィットネス業界って飽和していて存続が難しいですよね……」といった声が届きますが、僕はまだまだ改善の余地があると考えています。

これからも“ずらし作戦”を武器に、「GLGだからこそ伴走できる方」を想像し、模索し、アプローチしていきます。

セミパーソナルジム『GOODLIFE GYM』の世界観

ここからは、僕たち『GOODLIFE GYM』の世界観についてお話しさせてください。主に以下をコンパスに、日々尽力しています。

健康・フィットネスを日常に入れたくなるような世界観作りを大切にし、中でも「縁あるすべての人が輝くステージを創造する」という考え方をポリシーとしています。

怠け者だった僕でも20キロの減量に成功したのは、ダイエットを日常の一部にできたからでした。

これまでのダイエットは、短期間で大きな成果を目指すようなメソッドばかりが目立ちましたが……僕だったら続かなかったと思うのです。

そして、僕と一緒に伴走してくれたトレーナーの存在がなければ達成できなかったでしょう。本気で「痩せたい」「変わりたい」と考えていても、一人ではなかなか難しいものです。

数あるジムの中から僕たちを信じてくださった方々が、必ず“輝くステージ”を想像してほしい。そんなことを常日頃考えています。

これらの経験・想いから、以下のような世界観作りを目指しています。

・つい運動したくなるような空間を作る
・1回最大4名までのセミパーソナルで仲間と切磋琢磨しあう
・一人ひとりに合ったメニューを提供する
・フィットネスを日常に取り入れ、健康を育む

従来のパーソナルジムの場合、相場が月額6〜10万円前後と高額になってしまうため、通い続けることがネックになってしまいます。

しかしGLGであれば、月額1.5万円〜はじめられるので、ハードルをぐんと下げた状態で継続可能です。

自慢のオーナーとトレーナーの支えがあり、今のGLGがある

ここで、GOODLIFE GYMでオーナーやトレーナーを目指す方に向けて、「GLGのカルチャー」についてお伝えしていきます。

現在、順調に店舗拡大を進められているのは、素晴らしいオーナーやトレーナーに恵まれているからです。

手前味噌で恐縮ですが、本当に仲間には恵まれています。

人との繋がりを大切にし、誰かのために行動できるメンバーが、GLGを支えてくれているのです。

このカルチャーは大切にしつつ、これからGLGを更に加速させるためにも、経営者として「人が育つ環境作り」「売上が還元される仕組み作り」にも注力していく所存です。

また、メンバーを迎え入れる際、僕も面談に参加しています。せっかくなので“僕の採用基準”も簡単にお話ししておきます。

僕が見ているのは、シンプルに「実行力」と「責任感」。

様々なバックグラウンドや想い・悩みを持ったお客様が集まっています。一人ひとりのお客様に真摯に向き合い、寄り添い、一緒に理想を叶えるためには、この2つの要素が欠かせません。

お互いに話してみないとわからないことも沢山あると思うので、腹を割って、これまでのことや未来の話ができたらと思っています。

人生は些細なきっかけが、大きなターニングポイントになると信じています。その新たな門出が『GOODLIFE GYM』なら、この上ない喜びです。

GOODLIFE GYM公式HP：https://goodlifegym.jp/
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