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感じることこそ、私の本当の幸せ
つい最近まで、私の幸せって何だろう?という、考えても答えが出ない、蟻地獄にハマりこんでいた私。
でも、自分の心の声に丁寧に耳を傾けるようになったら、本当の私の幸せ、本当に私を満してくれるモノを、ちゃんと、思い出せるようになってきました。
6月は、私の誕生月。
子どもの頃は、もうすぐ誕生日が来るからとワクワクしていた6月だったはずなのに、いつのまにか、雨ばかりで湿気が多い6月が大嫌いになっていた。
クセっ毛だから梅雨に入る前には、縮毛矯正が欠かせない。時間もお金も、かかる。髪がストレートの人より、私は損をしている。
服やバッグに水滴がつくのがイヤ。でも、傘を持つのも、大っ嫌い!
こんなにも科学が進歩してるのに、どうして傘を持つという行為はなくならないの?
そんな屁理屈ばかり、こねて。
誕生日には、彼氏からプレゼントをもらったり、高級レストランで食事をご馳走してもらう、それが幸せ。
それが叶わないときの誕生日は、つまんない、幸せじゃない。
そんな不平不満ばかり、こぼしてました。
大人になるにつれて、まわりからの評価や世間の常識、その基準を満たすことこそが、私の幸せと思い込むようになっていたから、不足感にしか目が向かなくなった。
その不足感を必死で埋めようとしているうちに、本当の私の幸せ、本当に私を満してくれるモノが分からなくなっていた。
でも、もう、まわりからの評価も、世間の常識もどうでもいい。
私が、私のためだけにできることは何?何をしたら嬉しいの?
いちいち自分に問いかけ始めたら、大嫌いになってしまったはずの6月に、【私の大好き】がいっぱいあったことを思い出せるようになった。
華やかなクチナシの花の香り。
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丸くてふわふわで綿飴みたいな、アジサイ。
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それから、大好きなフルーツたち。
宝石のようなベリーの実は、私のハートを鷲掴みにするし、
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皮を剥くと真珠みたいな美しい果肉を見せるライチは、見た目も、味も、香りにもうっとりしてしまう。
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あぁ、これが私の本当の幸せだった。
【感じること】こそ、私の幸せだったんだ。
これを書いていたら、【食べて祈って恋をして】を観たくなってきました。ジュリア・ロバーツ大好き。
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梅雨の時期をなくすことはできないし、
私のクセ毛も死ぬまでストレートに変わらない。
傘を差したくないなら、レインコートを着ればいい。
彼氏から、プレゼントをもらえなければ、自分で買える範囲のプレゼントを買えばいい。買えるお金がなければ、自分で自分にマッサージしてあげるだけでも、充分♥
パンがなければ、ブリオッシュを食べればいいじゃない。
(マリーアントワネットは贅沢三昧だったと言われているけれど、私は、本当はそうじゃなかったと思っています、なんとなくだけれど)
まわりの状況は変えられなくても、幸せや心地よさを感じることは、自分次第で、どうにでもなる。
幸せや心地よさが分からないときは、心の声に聴けば必ず応えてくれる。
心の声が、必ず自分に幸せを運んできてくれる。
そのことを忘れないで生きていってね。
私とすべての人たちへ、生まれてきてくれてありがとう♡