買い物依存と、ブランド品の話【私の黒歴史】
今日の記事は、みんな大好き??オシャレとブランドのお話。
書いている私も楽しい、そんな記事にしたくて、
画像も、いっぱい盛り込みました。
連続して、重ため&しかも長文の記事を書いたので、
自分でも、胸焼けを起こしそうに。
※この2つの記事のこと↓
というわけで、今日は、私の黒歴史で、みなさんに笑いと感動?をお届け致します。
(結局、長文になっちゃったけれど)
お買い物好き&ブランド好きな女性の皆さんには、『分かる分かる〜!』と、共感して頂けるところがあったら嬉しいですし、
お買い物やブランドに興味がない女性、男性の皆さんには、お買い物やブランドに依存してしまう女心とは、一体どうなってるのか?
めくるめく世界!を知って頂けたら、良いなと思います。
***
私が初めてブランド品を手にしたのは大学一年(!)のとき。
ルイ・ヴィトン(以下LV)のスピーディーという小型ボストンバッグでした。
なんて生意気な小娘なの!
親の教育はどうなってんだ!
という声が、飛んで来るかな?気のせいかな?
でも、当時は、いまほど高値ではなく、バイトを頑張れば、買える範囲のバッグだったのです👜
旅行に行くような距離でもないのに、この小型のボストンバッグで、ワタクシ、大学へ通っておりました😇
一体、私はあのバッグに何を詰め込んでいたのか?
大学の教科書は、入ったのか?
今となっては、遠い記憶…
しかし、このバッグが、私の買い物依存のキッカケになったのは確かです。
***
なぜ、私がLVのバッグなんて欲しがったのかというと、
👜当時の、流行りだったから
👜隠れミーハーだったから
そう、高校のときには、憧れの安室ちゃんが履いていた【バーバリーのスカート】を買ったほどの、ミーハーだったのです。
(そのくせ、ジャニーズ好きの同級生を小馬鹿にしてた)
その根底にあったのは、私の強烈なコンプレックスと、欠乏感。
『みんなと、同じになりたい…』(早く人間になりたい…みたいな感じ?)
幼い頃から、両親が不仲だった私は、
☠️私のお家は、みんなと違う
☠️私だけ、汚れてる、欠けてる
こんな思い込みに、ずっと囚われていました。
その欠けた部分、みんなと違っている部分(と勘違いしている部分)を埋めるために、小さい頃から、ありとあらゆることを、頑張っていました。
でも、何をしても埋まらない。
お父さんもお母さんも、仲が悪いまんま🥺
どうやったら、みんなと同じになるの?
みんなと同じモノ。
みんなが欲しがるモノ。
それを買えば、手に入れれば、私は、みんなと同じになるのかな?
そこまで裕福ではなかったけれど、とてもお金に困っている家庭でもなかったので、親(特に母)は、私に可愛い服を着せてくれました。
それでも、私の心は、当然、埋まらない。
だったら、もっと良いモノ!
みんなが持ってないようなモノ!
それを手に入れたら、私は【特別】になれる!
不足感がエスカレートし、辿り着いたのが、ブランド品でした👜👡👗
***
この不足感のループは、結婚しても、続きました。
皆んなから羨まれるような、海外での新婚生活。
それを叶えたのは良いけれど、現地には、上には上がいるわけです😇
素敵な奥さまたちが、みーんな持ってる、みんな欲しがる、
ブランドの食器やら、雑貨やら、靴やら、バッグやら。
元夫に、呆れられながら、沢山、お買い物をさせて頂きました。
(本当に感謝してます)
※一番、呆れてたのは、↓のカゴたち…
でも、どれだけモノに囲まれても、心が満たされるのは、ほんの一瞬。
結局は、まわりの素敵な奥さまが持ってるモノと、
自分に足りないモノ、持ってないモノを比べて、落ち込み続ける。
終わりのない苦しみの中、もがいていました。
私が本当に欲しかったのは、与えて欲しかったのは、ブランド品のバッグや靴じゃない。
両親が不仲な家庭に育った私のことを、ただ、私自身に認めて欲しかっただけ。
どんな生い立ちや過去があった自分であっても、自信を持って、自分の気持ち、言いたいこと。
アレが好き、コレは嫌い!
私は、こう思ってる!
そうやって、堂々と表現することだったんです。
だから、noteに自分の言いたいことを書けることは、私にとって一つの幸せ。
とっても、有難いです。
***
ブランド品って、高いだけじゃなくて、素材も上質だったり、デザイン性も高い、一種の芸術作品だと思います。
ファストファッションには、出せない美しさが、あります。
ただ、それを持つには、纏うには、見合うだけの気品も必要だと、私個人は、思うのです。
大学生の私が、LVのバッグを持っていたのは、さぞ滑稽だったでしょう。
お金持ちの人が、ブランド品を沢山買えば、経済は回ります💰
それはそれで、良いと思います。
でも、LVもGUCCIも、CHANELも、HERMESも?
モノの値段に反比例して、ブランドの価値、矜持、品格みたいなものは、昔よりも、下がってしまった気がします。
(生意気言って、ゴメンナサイ)
ブランド品を持つことも、買うことも、決して、悪だとは思いません。
私だって、買い物依存から抜け出した今も、普通に、あぁ、素敵だな、欲しいなと思うときも、あります。
ブランドに憧れて、それを買うために、何かを頑張る、目標にするのも素敵なこと。
でも、高価なブランド品を持つなら、それに見合う自分に成長してからでも遅くない。
昔は身分不相応に、20代で、ケリーバッグやバーキンが欲しいなんて言っていた私🫣
いまは、別に欲しいとは思わないけれど、ケリーやバーキンが似合うような、いえ、
白いTシャツにデニムだけでも格好良い、素敵でお茶目なおばあちゃんになりたい。
ブランド品で自分を飾り立てるのではなくて、私自身が、唯一無二のブランドです。
いつか、そう胸を張って言えるように。
個性を確立させた、魅力溢れる存在として、歳を重ねても輝いていたい。
それが、私の目標です。
-気に入った洋服だけを買い、それを何年も着る。私は昔からの友達と同じように古い洋服にも忠実なの-(グレース・ケリー)