North Star Metric(ノーススターメトリック)で成果拡大
ノーススターメトリックとは?
突然ですが、North Star Metric(ノーススターメトリック)についてご存知でしょうか。簡単に説明するとプロダクトの成長に不可欠な指標のことになります。
中長期の目線で事業やプロダクトが成長しているか評価するための目標のようなものです。
ノーススターメトリックの由来は北極星です。古来より北極星は常に同じ位置に存在し、航海の指標となっていました。
プロダクトにおける目指すべき方向性を組織全体が把握するために設定するべきものです。
KGIやKPIと何が違う?
KGIやKPIとの違いは指標としての立ち位置になります。
・KGI:最終目標を表す言葉(重要目標達成指標)
・KPI:KGIの達成に必要な売上や収益
ノーススターメトリックはKGIとKPIの中間に位置します。
例としてEC事業をで設定してみます。
このプロダクトにおいてKGIが「売上アップ」だとするなら、ノーススターメトリックは
・売上アップのためにSNSで認知度を向上させる
・既存顧客の購買頻度を上げる
・既存商品以外の商品を拡充する
といった内容になります。
ここからさらにブレイクダウンしKPIの設計を行うことで、KGIとKPIの関連性をより理解でき、評価しやすくなります。
ノーススターメトリックのポイント
・ノーススターメトリックは1点のみ
・PDCAサイクルを実施する
ノーススターメトリックはぶれないように1点にすべきです。
複数あるとKGIとKPIの関連性がわかりにくくなり、チーム一人ひとりが目標に一丸と向かえなくなってしまいます。
またPDCAサイクルは徹底して行いましょう。
たとえ設定したノーススターメトリックを達成したとしても新たな指標を設定し、PDCAを回すことで事業成長を加速させることができます。
まとめ
ノーススターメトリックはいかがでしたでしょうか。
今マーケティングに携わっていいる方はKGIとKPIの間のノーススターメトリックはなにか、これを意識するだけでもプロダクトの成長は変わってくるかと思います。
ぜひお試しください。