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役職者の仕事は決断と責任

営業の世界で役職を持つ立場になると、求められる仕事は大きく変わります。担当者時代には目の前の数字や顧客対応が主な業務だったとしても、役職者となればそれだけでは済みません。役職者に最も求められるのは、決断を下すことと、その決断に伴う責任を取ることです。今日は役職者が背負うべき仕事についてお話させてください。

決断ができる人が評価される理由

営業の現場では、常に判断を求められるシチュエーションが訪れます。例えば、案件の進め方、予算の配分、新人への指導方針など。役職者はこれらの判断を迅速かつ適切に行うことが求められます。

しかし、すべての情報が揃う完璧な状況はありません。決断するには、ある程度の不確実性を受け入れる覚悟が必要です。このため、役職者は経験や直感を基に「これがベストだ」と考えた道を選ぶ力が必要になります。迷い続けてタイミングを逃すことが一番のリスクであり、営業の成果にも直結します。

責任から逃げない覚悟

決断を下す以上、その結果には必ず責任が伴います。良い結果が出ればチームの功績になりますが、もし悪い結果が出ればその責任は役職者が負わなければなりません。

ここで重要なのは、部下に対して責任転嫁をしないことです。「自分が決めたことだから」と覚悟を持って責任を引き受ける役職者に、部下は信頼を寄せます。逆に、責任逃れをするような姿勢を見せると、チーム全体の士気が下がり、営業活動にも悪影響を及ぼします。

まとめ

役職者の仕事の本質は「決断」と「責任」です。この二つをしっかり果たすことができれば、チームからの信頼を得られ、営業成績も向上します。逆に、決断を避け、責任から逃げる役職者は、いずれ信頼を失うでしょう。

役職者としてのプレッシャーは大きいですが、日々の業務の中で少しずつ決断力と責任感を鍛えていくことで、必ず成長することができます。

今日もお疲れ様でした。
明日も頑張ります。

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