見出し画像

西安•敦煌 8泊9日の寝台列車の旅①

留学生活の気分転換に一人旅を計画。
火車に乗ってみたかったので、目的地は西安と敦煌に決定。

チケットやホテルは全てトリップドットコムで予約。
トリップドットコムは中国企業なので中国国内の移動や宿泊に強い。しかも、日本からクレカ払いで予約できるのでとても便利。



1日目 上海から西安へ



海南航空で西安へ。飛行時間は3時間ほど。

歩けそう


離陸して30分後くらいに、機内食が2種類配膳された。

パンは非常食用にバッグに入れてお持ち帰り


赤いけど辛くなくて美味しい


夜ご飯は上海から持ってきたいなり



夜は西安咸阳空港で空港泊。椅子に肘掛けが付いてて寝にくかった。


2日目 火車に乗って西安から敦煌へ


地下鉄を降りてエスカレーターを登ると火車駅に到着。
入ってすぐのところで荷物検査とパスポートチェックがある。

西安駅


モニターで搭乗口を確認。

出発2時間前くらいに表示される


全員同じ列車に乗る


自分が乗る号車のドアから入る。
入る前に本人確認される。


今回は硬臥の中段。コンセントは無し。

寝るスペースは清潔で、一応寝返りは打てる広さ。
停車中トイレの水は流れないので、そのままにされている可能性が高い。トイレットペーパーは置いていない。

若い女の人はあまり乗っていなさそう。大体おじさんおばさんだった。

夜10時に一斉消灯する。明るい時は子どもが騒いでいたが、電気が消えると静かになったので寝やすかった。


車内販売でお弁当や果物が売られていた。りんごやバナナ、きゅうりなど。
夜ご飯は空港で買ったサンドイッチ。

リュックに入れてたらぺしゃんこになってた


3日目 敦煌到着


22時間くらい乗車して敦煌に到着。
土地が広大で駅が立派。敷地内から出るだけで一苦労。

敦煌駅


バス停を探して車道沿いを歩く。横断歩道はあるけど歩道は狭かった。
途中で車に乗った人に乗せてあげようかって言われたけど怖いので断った。

暇つぶしに歌いながら2.5キロ歩いた


バス停が見つからなかったので空港でタクシー探し。
駐車場に行くとたくさん停まってた。でも高確率で運転手が近くにいなかった。

中にはお土産屋とカフェがあった


ようやく見つけてホテルまでお願いした。

冷房が涼しい


1泊するホテル


ブティックシングルルームを予約。喫煙可の部屋だったので、たばこ臭かった。

近くには、敦煌博物館や敦煌夜市もある。


ホテルに荷物を置いて夜ご飯を食べに行く。
今日は牛肉麺の気分。マップで近くのお店を検索。

〈馬有布牛肉麺〉で夜ご飯


紅焼牛肉麺を注文


他に誰もいなかった


できたら大声で呼ばれるので受け取りに行く。お箸もセルフ。
辛すぎて最後は味が分からなくなった。

めちゃくちゃ辛いけどおいしい


ホテルの目の前にある〈敦煌超市〉で食料調達。サンドイッチやおにぎりはなかった。

合計で700円くらい


4日目 ついに莫高窟へ

 

その前に、チェックアウトをして別のホテルに向かう。
敦煌莫高窟数字展示中心の横にある敦煌缘梦客栈というホテル。コンフォートルーム(ダブル)を予約した。

家族経営のようで、オーナーが昔日本語を学んでいたらしく、気さくに話しかけてくれた。(会話は全て中国語だった)

看板が大きくて分かりやすい


チェックイン時間がまだだったので、荷物だけ預けて外に出ようとすると引き止められて、外は暑いからと杏皮茶を渡してくれた。

ストローもつけてくれた


ホテルから少し歩いて〈敦煌莫高窟数字展示中心〉に到着。


チケット売り場の機械でチケットを購入しようとするもできない。パニックになって入口に立っていたスタッフに聞くと、外国人は有人カウンターの方でパスポートを見せて購入しろとのこと。

莫高窟についての映像を鑑賞、莫高窟までの往復バス代、莫高窟入場料もろもろ込みで258元。

手前の機械ではなく奥で購入
レシートみたいなチケット


スタッフにチケット確認してもらい入場
中に入るとまたQRコードの読み取りがある


無事中に入ることができた


1つ目の映像を見るために並んでいると、スタッフに音声ガイドを渡された。渡される時、周りの人に見られてちょっと恥ずかしかった。


最初は莫高窟の歴史についての映像を見た。
音声ガイドと映像がずれていて、内容は理解できたが残念だった。


次は部屋を移動して、球形のシアターで石窟の中がどうなっているかの映像を鑑賞。
実際にその場に行っているような気分になった。少し酔う。
鑑賞時間は全部で40分ほど。


鑑賞し終わったあとはどこに行けばいいのか分からないので、周りの人達についていくと、莫高窟行きのバスを発見。乗車して莫高窟へ。

ここでバスを待つ


乗る


シートベルトをして出発


ずっとこんな景色が続く


莫高窟に到着してバスから降りる。
また場所がわからないので、みんなについていく。
気温は40度。めちゃくちゃ暑い。持ってきた水もぬるい。

莫高窟のマップ


入場前にもう一度チケットのスキャンが必要。一応パスポートも準備していたが必要なかった。


石窟の中はひんやりとしていて涼しいが、電波が入らないのでずっと圏外。
外に出ると陰がなく、とても暑いのでみんな日傘をさしていた。


中は撮影禁止なので外観のみ。
莫高窟を代表する石窟の第96窟。中には莫高窟最大の高さ約33mの弥勒菩薩が置かれている。

下の方を見ながら石窟に入ったので、弥勒菩薩の足が目に入った時は大きすぎてとてもびっくりした。

第96窟


遠くから第96窟


莫高窟を出て、冷たいスプライトが飲みたかったのでコンビニに入った。飲み物やお土産がたくさん売っていて、近くにはカフェもある。


再びバスに乗り、敦煌莫高窟数字展示中心に戻った。夜ご飯は館内のレストランで食べることにした。


敦煌驴肉黄面(50元)を注文。初ロバ肉。麺はパスタ焼きそば麺の中間みたいな食感。量は多め。タレが明らかに辛そうなので、つけずにロバ肉を食べた。羊肉より臭みがなく、噛み切りやすくておいしい。ロバ肉以外は全てすごく辛かった。

たまに飛んでくる大バエを払いつつ食べた


食べ終わってホテルに戻る。
荷物を受け取り、部屋に案内された。部屋の写真は撮り忘れたけど広くて快適だった。
夜9時頃まで外が明るかった。


5日目 敦煌から西安へ


西安行きの列車に乗るため、7時にホテルをチェックアウト。歩いて駅まで向かう。朝だから涼しくて歩きやすい。


歩いているとこんな物を発見


2.6キロ歩いて敦煌駅に到着


駅で朝ごはんを食べる
昨日開封したから、パンがラスクみたいにかりかり


再び列車に乗って敦煌から西安に向かう。
②に続く。


注意したほうがいいこと


日傘と飲み物は必須。莫高窟のガイド中は、石窟に入った時以外ほとんど日陰がないから、対策しないと気持ち悪くなるかも。
暑くて段々いらいらしてくるので、甘いものも持っていくといい。飴やラムネなど。


スポット情報


敦煌莫高窟数字展示中心

開放時間
4/1〜10/31 8:00〜18:00

11/1〜3/31 9:30〜17:30

莫高窟

開放時間
4/1〜11/30 8:00〜18:00 最終入場は15:45まで チケット販売時間は8:00〜15:30

12/1〜3/31 9:30〜17:00 最終入場は14:45まで チケット販売時間は9:30〜14:30



いいなと思ったら応援しよう!