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銀座童貞卒、スピリチュアル野郎爆誕

月刊ムーショップ(GinzA アルケミスト)へ。
オカルト雑誌の代表格とも言える月刊ムーの
公認店舗である。
幼少期からUFOやフリーメイソンの特集番組は
欠かさず録画していた。
UFOを呼ぶ呪文を覚え、空に唱え続けたことも
ある。(ユンユンユン…ファンファンファン。)
時は経ち去年20歳を過ぎた。
オカルト文化に対する好奇心は薄れず。
今回はスピリチュアルレポ日記を。

月刊ムー新刊

銀座駅から徒歩6分。
ビルが隣接し均衡を図っている。
街並みが最美であり、銀座童貞だった私は
Googleマップ頼みで闊歩した。
木々がドミノ感覚に並ぶ道を抜けムーショップに到着。

ロゴが刻まれた扉を開ける。
数多のグッズから店内は圧迫感に包まれていた。
壁に絵画、ガラスのショーケースに数珠が並ぶ。
月刊ムー内で取り上げられたオカルトグッズを
中心に販売しているようだ。
幸いにも客は自分しかおらず、店主の方と様々な
スピリチュアルトークをした。

Q.どのような人達が来店しますか?
A.医者、財務省の関連者、霊能者、芸能人。

・脳外科医には超能力者が多く、手から光を出す人がいるらしい。
・東大の名誉教授も訪れる。(月刊ムーにて対談の 記載あり)
・財務省会議で購入したグッズを置き、商談を成功へ導いた。
・霊能者は守護的な力を持つ石で自分を守る。
・月刊ムー愛読家の芸能人は多いが、公言せずに
店へ通っている者も多い。
[福山雅治、藤原竜也、池田エライザなどは公言している。]

手から光を出す人


Q.おすすめのグッズはありますか?
A.遠野石を使ったペンダント。

「遠野石」とは、岩手県遠野市でしか採取できない霊石である。マイナスイオンを発生させ、頭痛・腰痛にも効果があると言われている。スポーツ選手がバランス感覚を養う為に身につけているケースもある。

記念に一つ買った


・羽生結弦選手がオリンピック出場時に着けていた過去がある。(週刊誌が揚げ足取りで、遠野石を外してしまった現在は…みたいな記事を書いていた。)

店主さんは他にも、ピラミッドを貸切にしたり
世界中のパワーグッズを現地で仕入れるなど
活動されているそう。

全てを通して興味深い内容だ。
信じる・信じないの2択なら「信じない」の方に
傾いているが、未知への探究心は腐っていない。

☆後日談☆
購入したペンダントを枕元に置いて寝た。
安眠効果が期待できるらしい。
嘘みたいな悪夢で目覚めた。
美術館で観たピカソの不気味さが反映され、
グチャグチャな憎悪を体現したような夢。
浅い眠りから頭痛も生じる。
きっとパワーが強すぎてまだ身体に馴染んでいないのだろうと思い込み乗り切る。

ペンダントを付けてバイトへ。
初めてのミスを連発した。
もう半年以上勤務しているのに。
社員の先輩にムーショップへ行った事を話した。
「グッズ買ってないよね?」と言われ咄嗟に
「買うわけないじゃないですか!」と嘘をついた。
胸元で寂しく揺れるペンダント。

帰宅。
電気代支払い忘れた。
数時間後にネット詐欺の電話きた。
カメラの保証書をなくした。

結果、不幸!
若干いい事があっても「石のおかげだ…!」と
宗教心理が働き、素直に喜べない。
(単なる寝不足説も濃厚だが。)
引き続き「検証」の意味も込めてスピリチュアル
ペンダント生活を送っていこうと思う。

ありがとうございました。

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