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私のダイエット方法と意識改革


はじめに

世の中には様々なダイエット(減量)方法が存在する。
ここでは私が実践してダイエットとして初めて成功した方法を記録しておく。
人によって方法は様々だと思う。ここで紹介する方法が唯一であるとは思わない。
よって、あることに関して否定的な文章を見ても、それを信じている人や実践している人を否定しているつもりは全くない。あくまでも私、もしくは私とタイプが同じ人間から見た考え方だと思って寛大な心で読んでほしい。それでも怒りを感じたりイライラしたりしたら、読むことを止めてほしい。
なぜなら、今まで知人・親戚に話をしても、理解できないようで、イライラしている様子を伺える場面もあったから。だから、あなたがそうなったとしても私は一つも驚かない。

太っている自分に気付かなかったマヌケ

昔は細身であった。しかし、いつ頃からか太り始めていたようだ。
周囲から少し指摘されても、心の底から全く気付いていなかった。
理由としては、周囲にも「やや脂肪が多め」の人は多かったことがある。
そして何よりも、体重は1日で大きく増えないからだ。例えば、10gでも20gでもいい、1日ほんの少しずつ増えていって、しかも体重測定を全くしなかったら数日で気づく人はほとんどいないだろう。
私の場合は極端だ、10年以上気づかなかった。一応ジムで汗を流しているという意識もあり、「体が大きくなったのは筋肉が大きくなったからだろう」と思い込んでいた。

あるエピソードがある。私にとっては高価な衣装を買った。それを1~2年程大事にクローゼットに保管していた。久しぶりに着ようと思って袖を通したとき、ボタンが閉められなかった。

そこで家族に放った言葉。
「家の洗濯機で洗濯したおかげで服がめちゃくちゃ縮んでるっ!」

その当時は本気でそう思っていたが、実はただ単に自分が太っていただけであった...

様々なダイエット

まずは「自分が太っている」と気づいたきっかけについて紹介する。

いつも通り就寝していた時、寝返りをした。その瞬間、お腹の脂肪がボヨンと動くのを感じた。
「ん?俺太っている?ヤバい」と初めて気づいた。

それから運動したり、野菜中心の食事ということでヴィーガンに挑戦したり、朝たくさん食べて夜少なめにしてみたり、色々試したが、長続きしなかった。とても苦しかった。
そんな時、ひょんなことからこの本に出会った。

私が出会った本

私はこの英語版を読んだ。

日本語版はこれのようだ(私は読んでいない)。

「Bulletproof Diet」実践

本の表紙に1日に1パウンド(約0.5キロ)痩せられると記載がある。私は藁をもすがる気持ちで飛びついた。
本を全部読まないうちに、正確に言うと本を読み始めた翌日に、早速1つだけ実践に移した。

それは、朝食としてのバターコーヒー。
作り方は簡単だ。材料であるコーヒー、グラスフェッドバター(無塩)、MCTオイルを準備すればバターコーヒーの完成だ。
注意点は、上記以外入れないこと。例えば、砂糖やミルクもダメ。

さすがに半信半疑の状態だが、飲んでみた。意外と味はいけるから、継続はできそうだと感じた。
しかも、お昼まで空腹感が出てこない。眠気もこない。不思議だった。

最も大事なのは体重。初日はランチとディナーは特に意識せずにいつも通りに。
翌朝計測してみると、なんと1キロ近く減っていた。
これはおそらく、ストレスから前日にたくさん食べすぎて内臓に食べ物がたくさんあったからという理由もあるだろうと考えた。
しかし、バターコーヒーを始めた初日に、空腹感なし、理由はどうであれ減量できた、味も継続できそう、運動もしていない、等といった結果が出たのはダイエット史上初めてだ。
しばらく続けてみよう、続けられると確信し、自分なりの「Bulletproof Diet」生活を充実させようと決心した。

バターコーヒー生活

朝はバターコーヒー、お昼は炭水化物(お菓子といった糖分含む)抜き、夜はお昼の内容+ライスはお茶碗半分(たまにご褒美として1杯弱)といった食事スタイルであった。1週間に1回、2週間に1-2回を原則にチートデイも設けた。その日のランチまたはディナー時に何を食べてもよいとした。

記事を書いている時点で昔の記録がどこかに隠れて見つからないため、記憶に頼って成果を紹介する。たしか、数か月以内に15-18キロ(運動ほぼなし)、その後軽い運動ができるようになり、さらに3キロ前後減量し、体脂肪率も10-11%程になった。筋肉量はダイエットスタート時に意識していなかったが、途中から何となく見ていても減ったと言える程ではなかったはずだ。軽い運動ができるようになってからは言うまでもない。

バターコーヒーを中心としたダイエットを始めて約10ヶ月後(もしくは、1年と10ヶ月後)だったと思う。奇跡が起きた。
朝起きた時に、「今日走れそうだ」と脳が感じた。
20-30メートルだったと思う。結構速く走れた。
もう2度と走れないと思っていたのに。

ダイエットのカラクリ

世の中に糖質制限ダイエットが存在する。
私としては、それに似ている、もしくは共通点がある。
糖質を摂取すると、その後の血糖値の上下が激しい。その影響を受けて、集中力低下や眠気が襲ってくる。
これを防ぐために、糖質(淡水化物含む)の摂取を制限する。
では、その代わりのエネルギー補給は?
それが、三大栄養素の一つでもある脂質。
脂質の摂取で血糖値のスパークを抑える。よって、眠くならない。
脂質は糖質と比べて素早くエネルギーとして体に吸収される(らしい)。

だから、食事の基本は脂質・タンパク質に野菜を加えたものを中心に。
炭水化物はディナー時に適量を摂取に良い睡眠に備える。
この考えを基本にダイエット生活を送ってきた。

なぜこの方法に抵抗感を感じるか

なぜ、バターコーヒー生活に抵抗を感じるのか。
それは、脂肪=悪という印象からだと考える。
脂肪を取ると太ってしまうという恐怖。だから、脂肪は避ける。
それとは真反対の考えでダイエットする方法が私が実践した方法だ。
たしか、紹介した本には、砂糖=合法ドラッグと呼んでいた。
砂糖こそ要注意という考えである。
砂糖は甘くて美味しい、脳も元気になる(実は元気になった、覚醒したと感じる要素が大きいらしい)。私は砂糖を摂取しても長続きしない。少なくとも私は砂糖=合法ドラッグという意見に賛成である。

甘くて美味しい砂糖、摂取すると元気になる。脂肪を食べたら太る。

この考えを一旦忘れて、実行し、その結果を受けて自分に合う・合わないを決める。ひと時でもいいから意識改革をして、ここまで行きつくのは意外と難しいんだなと私個人の経験から感じた。

あと、このダイエットの良いところは、カロリー計算も不要なところ。紹介した本にも触れられていたと記憶しているが、特に気にする必要はない。何を摂取するかに集中すればおのずと結果がついてきた。
他人と会話して、砂糖は合法ドラッグ、カロリーは意識しなくてよい、と言ったら、信じられないのも無理はないと思う。

今後記載予定の記事

それぞれについての私なりの詳細や、関連テーマについて可能な範囲で記事にできたらと考えている。
例えば、以下のようなテーマ
・バターコーヒー(朝食)関連
・ランチ・ディナー例
・外食の例
・アルコールとライスどっちが太りやすかったか(実験)
・バターコーヒーだけで何キロ走れた?
・減量できた数字+期間の記録(見つかれば)
・減量期間中とその後の食事内容やサプリの違い
・ダイエット後の大きな変化(減量だけではなかった!)

さいごに(注意点)

ここまで読んだ皆様はお気づきだろう。
私は賢くないため、数年前に本で読んだり調べたりした詳細を忘れてしまっている。
例えば、バターの飽和脂肪酸がどうとか、多価不飽和脂肪酸と一価不飽和脂肪酸の違いといったものは今説明できない。
今後気が向いたら調べて記事にする可能性はゼロではないが、少なくとも私にとっては優先度が非常に低いため気にしていない(という言い訳だ)。
上記で紹介した本にもほとんど全部、もしくはある程度は説明されていたような微かな記憶はある。今とても気になる読者の方がいらっしゃったら是非ご自身でお調べください。

この記事の本当に最後として、
私がこのダイエット方法から学んだことは以下である。
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思い込みを一旦解除し、やってみることの大切さ。
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