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照琅のなつやすみ〜ぎっくり腰編〜
写真は大昔に行ったまぼろし博覧会(今回の記事にはミリも関係ありません)
長いようで短かった8月が終わり、もう9月。ねえ暑くない?
秋の足音とやらがミリも聞こえて来ないんですけど……。
今後も熱中症には気を付けていきましょうね。
さて、とりあえず本題に入りましょうか。
突然ですが、皆さんは腰が大破したことはありますか?
私はあります。ついこの間(8月中)ね!!!!!!!
はい、ここで今回のタイトルを改めてドーーン‼️
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始まりは、この日。8/7 AM4:00のこと。
まだ日が昇る前、お花を摘みに行きたくなった照は、目を覚ましました。
前日麦茶を飲みすぎたせいでしょうね。
しかし、目を覚ました直後感じた謎の違和感に私は顔を顰めます。
(お? なんか腰の辺りがふわふわ? もにょもにょ?する……
何だこれ? 力入らんな。んー、まあとりあえず起き上がるべ
花摘み終わったらゆっくり体操でもすっか)
よっこい🌱
しょ🌻
💥ズキィイイイイイャァアアアアアン💥
……ハ?
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立とうとした瞬間、青い稲妻が走り照琅を責める。
炎、カラダを灼き尽くされるそんな痛みに、声さえ出ない。
ふざけてる訳ではなく、マジでそれくらい痛かった。
何コレ、ヤバくない?
体を動かそうとすると冷や汗が止まらず、背中と顔に滝汗。
もしかして、私……終焉(おわ)った?
迫り来るお花摘みたい欲(ルビ:尿意)と激しい痛みの狭間で意識を失いかけながら、
ひとまず状況を整理してみる。
「多分コレは受験の時にも経験したぎっくり腰だな?」
「最近仕事が楽しいが余り、運動がか〜なり疎かになってたからな……あーん最悪💦(絶望)」
「ってかあたし、コレからどうすればいいの〜⁉️」
脳内で大パニックを起こしながら、奇跡的に枕元に置いてあったスマホを手に取る。
Newアイテム❣️→スマートフォン📱
とりあえず「ぎっくり腰 トイレ」で検索。
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検索して記事を読み漁る。しかしどの記事も、
・ゆっくりでもいいから動いてトイレに行きましょう!
・ぎっくり腰は必ず落ち着く瞬間があります! その隙を見計らいましょう!
・ご家族に尿瓶を用意してもらって寝ながら用を足しましょう!
と言ったものばかり。
いやいやいやいやいや楽な体制を探せるほどの余裕もない+ぎっくり腰なりたて+尿瓶を用意してくれる彼女もいないんだって!!!!!!!
一番の味方になり得るはずだった者に裏切られた感覚。
止まない雨はないとかじゃなく今降りかけてるこの雨(隠語)を止めてくれ、誰か。
ああ、彼女が欲しいな……尿瓶を用意してくれる彼女……。
しかし、布団の上で人権を失うわけには行かないので、ゆっくりゆっくり、本当にゆっくり時間を掛けベッドから降りることを試みる。
寝返りを打とうとするたびに起こる、激痛、激痛、激痛!!!!!!!
悪魔が十字架を押し付けられてるような叫び声を上げつつも、必死に寝転がる。
ベッドが2段ベッドとかじゃなくてよかったな……と心の底から思いつつ、手を精一杯伸ばして降りようとする照琅。
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何とかして地面に降り立つことに成功し、ど下手くそな匍匐前進で前へ進み続ける。
死に物狂いでトイレへ扉を開けると、トイレはすぐそこ。
あー!クッソ狭い部屋で良かったなァ!!!!(血涙)
そこから便座に座るまででさらに15分掛かり、一周回って心は凪。
もう、何も怖くない。(漏らすこと以外は)
なんとか花を摘み終え、帰還。
帰還にも1時間以上掛かり、冗談抜きで泣くかと思った。
帰還する途中、どデカいペットボトル(中身は水)を引きずりながら這いつくばり移動。再びベッドへ15分掛け上がる。
こんなことをしているうちにAM10:00に。
(寝ようとしても痛みのあまり寝れやしない。あまりの痛みに冷や汗が止まらない+呼吸を忘れかけるなど、状況は最悪)
脳裏に浮かぶは「彼女欲しい」「尿瓶を用意して面倒見てくれる彼女欲しい」ばかり。
「いいな いいな 尿瓶を用意してくれる彼女って いいな🎵」絶望的な気持ちで歌を歌いながら、AM10:30就業開始。
(ぎっくり腰になった時点で文面で先輩や上司に状況報告済み)
PCは背の高い机の上に置いてあり取れなかったのでひとまずスマホで出来る限り仕事を進める。(資料はこれまた運良く足元にあったiPadで確認。かなり捗った)
痛みの余り集中が出来ない時がありながらも、根性で作業を終えるのだった。
※なお、料理どころか作り置きをチンすることさえ一切できなかったので、朝昼と何も食べずに過ごしました!地獄だった!
途中、家の飲み物と食べ物が全て尽きたため流石に家族(1時間の距離)に連絡。
金を支払いPM17:00、支援物資の🍱×2とパン×3 コーン茶×3を手に入れる。
家族は「別にやることもないし……」と秒で帰ったので私も再び独りに。
布団の上で呻きながら作業を終え、あっという間にPM19:30。(定時)
俺は……一生このままなのか……? このまま身体が動かなかったらどうすればいいんだろう……。身体の痛みのせいで、心も珍しく弱くなっていく。
頬に、一筋涙が伝う。
なあ神様、もし願いが叶うなら……
身体を、元に戻してくれよ……!
静かな部屋に照の声が響き渡った。
――それから……
祈りが届くまで、2日掛かった。
X ( Twitter)廃人の照琅が何も書き込めないほどに痛みは酷く……
回復には時間が掛かったけれど、照の腰は徐々に良くなり、立ち上がるのに掛かる時間も40分→30分→15分と日に日に減っていった。
久々に歩けた時、思ったことはただ一つ。
「普段歩いたり座ったり出来たのって、幸せなことだったんだな……」
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この幸せを噛み締めながら、照琅は今日も仕事をするのだった。
結論:皆さん、どうかぎっくり腰にはお気を付けて!!!!!!