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しろの自己紹介



はじめに

こんにちは。このnoteを読んでいただき、ありがとうございます。私は大阪市に住む30歳男性。4人家族です。妻は長年、鬱に悩まされています。そのため、私たちの家庭生活は、その影響を大きく受けていました。しかし、あるきっかけで「塗り絵」という方法に出会い、それが妻の心のケアにとても大きな効果をもたらしました。このnoteでは、塗り絵がどのように鬱に影響を与え、私たちの生活がどのように変わったのかをお話ししたいと思います。

鬱に悩んでいる方やそのサポートをしている方々にとって、小さな変化が回復への一歩となることがあります。塗り絵は、そんな「小さな変化」の一つとして、心の安定に大きな役割を果たすことができるのです。

1章:私たちの家族と妻の鬱との向き合い

私は大阪市に住む30歳の男性です。妻と二人の子供、4人家族で、普段はとても幸せな日々を送っていました。しかし、ある日、妻が精神的な問題を抱えていることに気づき、それが「鬱」だと分かりました。

最初は、妻の状態を理解できず、「疲れているだけだろう」と軽く考えていました。しかし、彼女の症状が進行し、日常生活に支障をきたすようになりました。食欲不振や不眠、体が動かないといった症状に加えて、感情が不安定になり、家事も育児もできなくなっていったのです。このような状況に、私もどのようにサポートすればいいのか分からず、戸惑いながら毎日を過ごしていました。

そんな時に出会ったのが、「塗り絵」という活動でした。塗り絵がどのように妻の回復に寄与したのか、この記事でその経緯をお話しします。

2章:鬱の症状とその引き起こす問題

鬱という病気は、外見では分かりにくく、周りの人々がその支援方法に悩むことが多いです。私も最初は、妻に「頑張って」と声をかけることしかできませんでした。けれども、妻の症状が続く中で、その影響は日常生活に深刻な影響を与えるようになりました。

特に、食事や睡眠が取れない、家事ができないという日常的な困難が、妻の心身に大きな負担をかけていました。鬱は目に見えないため、周囲のサポートも難しく、私もどこから手をつければ良いのか分からず、ただ「何かできることはないか?」と悩んでいました。

このような状況において、最も重要だったのは「どうすれば妻が心の安定を取り戻せるか」ということでした。そのために、私たちは少しずつ日常生活の中に小さな変化を取り入れることにしました。その一つが、心を落ち着ける活動として「塗り絵」を始めることでした。

3章:塗り絵を取り入れた心のケアの方法

鬱を改善するためには、大きな変化を一度に求めるのではなく、心の負担を少しずつ軽減することが重要です。私たちが試した方法の中で、特に効果を感じたのは「塗り絵」でした。

1. 塗り絵との出会い

妻が鬱に悩んでいる時、私は彼女に何か楽しいことをしてほしいと考え、塗り絵を提案しました。もともとアートに興味があった妻にとって、塗り絵は比較的取り組みやすい方法だったので、最初は無理なく始めてもらうことができました。

妻は最初、「こんな簡単なことで効果があるのか?」と疑っていましたが、少しずつ塗り絵に集中しているうちに、心が落ち着くことに気づきました。それがきっかけで、塗り絵を続けることが日常の中で重要なルーチンとなりました。

2. 1日5分から始める

最初は、妻が無理なく取り組めるように、1日5分から塗り絵を始めました。この5分間の時間は、妻にとっては心を整理し、リラックスする貴重な時間となりました。塗り絵をしている間は、他のことに気を取られることなく、目の前のことに集中することができるため、気分も穏やかになり、心が軽くなるような感覚が得られました。

3. 徐々に時間を増やす

5分から始めた塗り絵は、次第に10分、15分と増え、現在では30分から1時間ほど集中して塗り絵を楽しむようになりました。このように、妻のペースで無理なく時間を増やしていったことで、塗り絵が日常の中でリラックスできる時間として定着しました。

4章:塗り絵がもたらした具体的な成果と変化

塗り絵が妻の回復に与えた影響は非常に大きく、具体的には次のような変化が見られました。

1. 1日5分から1時間へ

最初は1日5分から始めた塗り絵ですが、今では妻が1時間以上も集中して塗り絵に取り組む日が増えました。この時間が、妻にとっては心の安定を取り戻すための貴重な時間となり、その結果、気分が落ち着き、生活の質が向上しました。

2. 福祉施設での復職

塗り絵を続けることで、妻は少しずつ精神的な余裕を持つことができ、その結果、福祉施設で日中4時間、週5日働けるようになりました。最初は「本当に働けるのだろうか?」と不安もありましたが、塗り絵を通じて自分自身を整えることができ、仕事にも意欲的に取り組めるようになったのです。

5章:あなたもできる!塗り絵を取り入れた心のケア

もし、今あなたが自分自身や家族の鬱にどう向き合えば良いか悩んでいるなら、まずは小さな変化から始めてみてください。その一歩が、回復への大きなきっかけとなります。塗り絵は特別なスキルを必要とせず、誰でも簡単に始めることができる方法です。もし何から始めて良いか分からないのであれば、塗り絵から始めてみてはいかがでしょうか?

塗り絵を通じて「今」に集中し、心を落ち着ける時間を持つことが、鬱に対して大きなサポートとなります。そして、時間が経つにつれて、あなたも自分の心を軽くし、日常生活を取り戻す手助けができるでしょう。

この記事が、あなたの生活や心のケアに少しでも役立つことを願っています。小さな変化が、あなたにも大きな回復をもたらすことを信じています。

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