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【ゲームレポート】BOS@MIN

視聴日:2025.1.3
視聴方法:WOWOW

12月の中旬頃から負けが多くなっていたセルティックス。
開幕前トレードでロスター改革を実行するも思うように
勝ち星が増えないティンバーウルブズ。
両チーム共に勝利することで良い流れに乗れそうな大事な1試合。
特にセルティックスはこのウルブズ戦からアウェイでの試合が
続く為なんとしても勝って勢いをつけたい雰囲気があった。
セルティックスの欠場者は足首の負傷でポルジンギス、
肩の負傷でジェイレン•ブラウンを欠くことに。
特にブラウンは直近の試合でシーズンハイを記録するなど
調子を上げていただけに欠場が悔やまれる。

試合開始から両チーム3ポイントを多投。
序盤はウルブズのランドルが高確率で3ポイントを決めていた。
対してセルティックスは確率が上がらず。
それでも打ち続けるスタイルがセルティックスのバスケ。
この試合では両チーム合わせて96本の3ポイントが放たれた。
ウルブズは39本打って21本成功。
セルティックスは57本打って22本成功。
セルティックスは3ポイント試投数が2ポイントを上回る試合が
当たり前になっている。
余談だが3ポイントの試投数が2ポイント上回るチームは
Bリーグだと宇都宮ブレックスが挙げられる。
セルティックスはテイタムがドライブしてスペースを作り、
ヘルプが来たらキックアウトをしてフリーで3ポイントを
放つスタイルを確立している。
シューター陣も優秀なのでフリーだと確実に沈める。
現代バスケを象徴するスタイルの完成形だと思う。
ウルブズはエースのエドワーズが波に乗れずオフェンス面で
やや遅れを取っている感があった。
エドワーズは3Q僅か1点しか取れず。
セルティックスのディフェンスに苦しめられた。
時折りゾーンディフェンスも起用するセルティックス。
ゾーンの弱点はアウトサイドシュートが打たれやすいという部分。
しかし、運動量でカバーしている。
デリック•ホワイトを筆頭にディフェンス意識が高く、しっかりと
守れる選手がいることも大きい。
カバーがとにかく速い為、ウルブズも中々フリーを作ることが
できていなかった。
終盤にウルブズのシュートが決まりだし、エドワーズも復調。
ギリギリまで追い詰めるも同点を狙ったエドワーズの3ポイントが
外れて勝負あり。
115対118でセルティックスが勝利した。

テイタムが33得点でチームトップ。
デリック•ホワイトも26得点で続く。
特にホワイトは得点が決まらない苦しい時間帯を繋いだ。

ウルブズは終始好調だったランドルが27得点。
シックスマン賞候補のナズ•リードが20得点。
大黒柱だったタウンズが移籍してチームのバランスが崩れかけた
印象がシーズン開幕当初は見られたがこの試合では新しく
入ったランドルどディビンチェンゾがチームの危機を救っていた。
エドワーズが15得点とブレーキがかかっていたにも関わらず、
セルティックスと良い試合ができたのは大収穫だったのではないか。
徐々にではあるがチームの調子が上向いてきているのが感じられた。

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